「柳ケ坪型土器」について
宮腰 健司
有段口縁壺の内外面に羽状刺突を施された土器が「柳ケ坪型土器」として初めて認識されたのは1952 年の柳ケ坪遺跡の調査であった。その後事例は増え、名称も定着してきた。本稿では柳ケ坪型土器の要素のひとつである口縁部の内外面刺突に着目し、定義や分類・変遷・分布といった基礎的な問題について整理した。
宮腰健司 2016「「柳ケ坪型土器」について」 『研究紀要』
https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/article/22553
