下山の炭焼窯跡
伊奈 和彦
武部 真木
蔭山 誠一
平成24 年度に愛知県豊田市下山地区において発掘調査を実施した猪移り遺跡・コヤバ遺跡にて確認できた近世後期末から昭和期に営まれた炭焼窯跡について分析した。その結果、江戸時代から続く炭焼窯跡の形態である煙道部をもち石敷きの燃焼室の平面形が楕円形となる形態から煙道部をもち石敷きのない燃焼室の平面形が円形の形態へと変遷することを明らかにできた。また、煙道部が確認されない炭焼窯跡も先の2つの形態の炭焼窯跡と併行して存在した可能性が高いことを指摘した。
NAID :
都道府県 :
愛知県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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総覧登録日 :
2021-11-26
wikipedia 出典テンプレート :
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