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貞観津波襲来当時の多賀城跡南方潟湖残存説に対する批判
Criticism against the Theory that a Lagoon Remained in the South of Tagajo Fort Site at the Time of the Attack of the 869 Jogan Tsunami

柳澤 和明 ( YANAGISAWA Kazuaki )
『沼向遺跡』の潟湖存在説は、縄文時代後期から近世まで一貫して、多賀城跡南方に潟湖が存在したとするものである。公表された10枚の『沼向遺跡』「仙台平野北部微地形環境変遷想定図」は、すべて作図根拠が不明で、実証性がない。この潟湖残存説は実証的ではなく、認められない。論文や発掘調査報告書で引用して使うことはできない。多賀城跡南方は、弥生時代中期には泥炭層(腐植土層)が形成されて陸地化・後背湿地化しており、潟湖はすでに消滅していた。
NAID :
都道府県 : 宮城県
史跡・遺跡種別 集落 官衙
遺物(材質分類)
テーマ その他
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総覧登録日 : 2023-09-24
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation|first=和明|last=柳澤|contribution=貞観津波襲来当時の多賀城跡南方潟湖残存説に対する批判|title=第2回 日本災害・防災考古学会研究会資料・予稿集|date=2023-09-25|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/132325|doi=10.24484/sitereports.132325}} 閉じる
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この論文は下の刊行物の 114 - 137 ページ に掲載されています。

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