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古瀬 岳洋 ( FURUSE Takehiro )
 中島遺跡は富士山南麓の末端丘陵上、松原川に近接して立地する。対岸には宇東川遺跡が存在し、地理環境と活動時期が中島遺跡と重なる。
 中島遺跡第1・2地区の発掘は昭和60年から3次にわたる本発掘と試掘がなされ、竪穴建物2、土坑・ピット16を検出し、縄文時代から古墳時代にかけての遺物が出土した。縄文土器は中期末~後期前半に該当する称名寺式~堀之内式土器が優勢であり、遺跡の年代もこの時期に位置づけている。またほぼ同時代とみられる福田K2式、縁帯文、松ノ木式の関西系土器が少数見られるのも特徴である。縄文時代以降、生活の痕跡は明瞭ではないが、古墳時代前期の土器が散見される。
NAID :
都道府県 : 静岡県
史跡・遺跡種別 集落
遺物(材質分類)
学問種別 考古学
テーマ 編年 その他
他の電子リソース :
総覧登録日 : 2023-06-23
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation|first=岳洋|last=古瀬|contribution=総括|title=中島遺跡|date=2023-03-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/131736|location=静岡県富士市伝法66番地の2|ncid=BD0287923X|doi=10.24484/sitereports.131736|series=富士市埋蔵文化財調査報告|volume=75}} 閉じる
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この論文は下の刊行物の 71 - 72 ページ に掲載されています。

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