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令和元年度 浜松市文化財調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/99794
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.99794
引用表記 浜松市教育委員会(浜松市市民部文化財課が補助執行) 2021 『令和元年度 浜松市文化財調査報告』浜松市教育委員会(浜松市市民部文化財課が補助執行)
浜松市教育委員会(浜松市市民部文化財課が補助執行) 2021 『令和元年度 浜松市文化財調査報告』
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書名 令和元年度 浜松市文化財調査報告
発行(管理)機関 浜松市 - 静岡県
書名かな れいわがんねんど はままつしぶんかざいちょうさほうこく
副書名
巻次
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
浜松市教育委員会(浜松市市民部文化財課が補助執行)
発行機関
浜松市教育委員会(浜松市市民部文化財課が補助執行)
発行年月日 20210326
作成機関ID 22130
郵便番号 4308652
電話番号 0534572466
住所 静岡県浜松市中区元城町103-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 増楽遺跡 
遺跡名かな ぞうらいせき
本内順位 1
遺跡所在地 浜松市南区増楽町
所在地ふりがな はままつしみなみくぞうらちょう
市町村コード 22134
遺跡番号 4-2-9
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344128
東経(世界測地系)度分秒 1374140
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.691111 137.694444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20191001-20191002
調査面積(㎡)
63
調査原因 個人住宅建設に伴う本発掘調査
遺跡概要
種別
集落
時代
奈良
主な遺構
土杭
主な遺物
須恵器
土師器
特記事項
遺跡名 若林町村西遺跡
遺跡名かな わかばやしちょうむらにしいせき
本内順位 2
遺跡所在地 浜松市南区若林町
所在地ふりがな はままつしわかばやしちょう
市町村コード 22134
遺跡番号 4-2-6
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344124
東経(世界測地系)度分秒 1374207
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.69 137.701944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20191212-20191213
調査面積(㎡)
13
調査原因 個人住宅建設に伴う本発掘調査
遺跡概要
種別
集落
時代
奈良
主な遺構
土杭
小穴
主な遺物
須恵器
土師器
特記事項
遺跡名 恒武西宮遺跡 第26次
遺跡名かな つねたけにしみやいせき
本内順位 3
遺跡所在地 浜松市東区貴平町
所在地ふりがな はままつしひがしくきへいちょう
市町村コード 22132
遺跡番号 2-2-12
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344530
東経(世界測地系)度分秒 1374735
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.758333 137.793055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20190408-20190411
調査面積(㎡)
53
調査原因 墓地増設に先立つ確認調査
遺跡概要
種別
集落
時代
古墳
主な遺構
土杭
主な遺物
須恵器
土師器
勾玉形
石製品
砥石
特記事項
遺跡名 恒武西宮遺跡 第28次
遺跡名かな つねたけにしみやいせき
本内順位 4
遺跡所在地 浜松市東区恒武町外
所在地ふりがな はままつしひがしくつねたけちょうがい
市町村コード 22132
遺跡番号 2-2-12
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344536
東経(世界測地系)度分秒 1374729
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.76 137.791388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20190225-20190226
調査面積(㎡)
120
調査原因 工場建設に先立つ確認調査
遺跡概要
種別
集落
時代
古墳
奈良
主な遺構
自然流路(大溝)
主な遺物
木製品
須恵器
土師器
特記事項 山ノ花大溝を確認
遺跡名 恒武西宮遺跡 第29次
遺跡名かな つねたけにしみやいせき
本内順位 5
遺跡所在地 浜松市東区恒武町
所在地ふりがな はままつしひがしくつねたけちょう
市町村コード 22132
遺跡番号 2-2-12
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344534
東経(世界測地系)度分秒 1374742
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.759444 137.795
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20200305-20200306
調査面積(㎡)
68
調査原因 工事建設に先立つ確認調査
遺跡概要
種別
集落
時代
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
鎌倉
南北朝
室町
戦国
主な遺構
土杭
小穴
主な遺物
須恵器
土師器
山皿
内耳鍋
かわらけ
特記事項
遺跡名 浜松城下町遺跡
遺跡名かな はままつじょうかまちいせき
本内順位 6
遺跡所在地 浜松市中区利町
所在地ふりがな はままつしなかくとぎまち
市町村コード 22131
遺跡番号 1-4-18
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344223
東経(世界測地系)度分秒 1374334
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.706388 137.726111
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20200316-20200325
調査面積(㎡)
179
調査原因 浜松城下町遺跡に関する確認調査
遺跡概要
種別
その他
時代
古墳
江戸
主な遺構
小穴
自然流路
主な遺物
須恵器
土師質土器
陶器
特記事項
要約 令和元年度に実施された小規模本発掘調査(増楽遺跡12次、若林町村西遺跡15次)と、大きな成果が得られた確認調査(恒武西宮遺跡26・28・29次)、重要遺跡における調査(浜松城下町遺跡12次)の計6件の発掘調査について報告した。
 日晩遺跡は、浜松市南部の海岸平野の砂堤列上に位置する古墳時代後期から中世にかけての遺跡である。今回の調査では、士坑3基と溝2条が検出され、奈良時代の須恵器・土師器が出土した。当該時期に集落が展開していたと考えられる。
 増楽遺跡は、浜松市南部の東西に延びる砂定列上に位置する古代~中世を中心とした複合遺跡である。12次調査では、溝4条、土杭8基を検出し、古代を中心とした遺物が確認された。
 若林町村西遺跡は、浜松市何文の海岸平野上に位置する縄文時代~近世にかけての集落遺跡である。15次調査では、後世の攪乱の影響を受けていたものの、7~8世紀代の遺構・遺物が確認された。
 恒武西宮遺跡は、天竜川沖積平野に位置する古墳時代~戦国時代の遺跡である。26次調査では、、土杭7基、溝7条が確認され、古墳時代後期(6世紀)の遺物が出土した。28次調査では、30箇所の確認調査杭を掘削し、調査対象地の北部において山ノ花大溝の流路とみられる土層堆積状況を確認した。山ノ花大溝内からは多数の木製品や古墳時代中期の土師器が出土した。29次調査では、17箇所の確認調査杭を掘削し、調査対象に全域で古墳時代を中心とした遺構・遺物が確認された。
 浜松城下町遺跡12次調査地点は、江戸時代に五社神社の神主屋敷が所在したと推定される地点である。後世の攪乱が顕著であったが、部分的に古墳時代や近世の遺構や遺物を確認した。また、調査地対象南西部には谷状の地形があり、江戸時代以前に埋め立てられたと捉えられる。

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