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小堀原遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/72128
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.72128
引用表記 沖縄県北谷町教育委員会 2012 『北谷町文化財調査報告書34:小堀原遺跡』沖縄県北谷町教育委員会
沖縄県北谷町教育委員会 2012 『小堀原遺跡』北谷町文化財調査報告書34
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書名 小堀原遺跡
発行(管理)機関 北谷町 - 沖縄県
書名かな くむいばるいせき
副書名 桑江伊平土地区画整理事業に伴う発掘調査事業(平成17~20年度)
巻次
シリーズ名 北谷町文化財調査報告書
シリーズ番号 34
編著者名
編集機関
沖縄県北谷町教育委員会
発行機関
沖縄県北谷町教育委員会
発行年月日 20120323
作成機関ID 473260
郵便番号 9040192
電話番号 0989363159
住所 沖縄県中頭郡北谷町字桑江226番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 小堀原遺跡
遺跡名かな くむいばるいせき
本内順位 1
遺跡所在地 沖縄県北谷町字桑江小字小堀原
所在地ふりがな おきなわけんちゃたんちょうあざくわえこあざくむいばる
市町村コード 473260
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 261914
東経(世界測地系)度分秒 1274545
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 26.320555 127.7625
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20051200-20090630
調査面積(㎡)
7310
調査原因 区画整理事業に伴う緊急発掘調査
遺跡概要
種別
集落
時代
近代(細分不明)
主な遺構
溝状遺構
旧ナルカー護岸跡
屋敷跡
主な遺物
沖縄産施釉
無釉陶器
陶質土器
本土産陶磁器
石製品
銭貨
特記事項 年代測定は補正年代を使用
種別
集落
時代
グスク
主な遺構
掘立柱建物址
高床式建物址
溝状遺構
自然流路
土坑墓
ピット群
主な遺物
カムィヤキ
滑石製品
白磁
羽口
鉄滓
鉄製品
骨製品
銭貨
特記事項 土坑墓3号 960±20BP
イネ 948±25BP
オオムギ 1028±30BP
種別
時代
沖縄貝塚
主な遺構
貝集積
貝集中部
川跡
土器集中部
軽石ライン
柱穴
主な遺物
土器
貝製品
石器
チャート製品
骨製品
脊椎動物遺体
貝類遺体
特記事項 川跡 1470±30BP
要約 小堀原遺跡発掘調査の結果、貝塚時代後期~グスク時代初頭、近世、近・現代の複合遺跡であることが判明した。
近世から近・現代にかけては集落の一部とその周辺が耕作地や水田の可能性がある。また、ナルカーの護岸遺構が検出され、耕作地や水田に利用していたと推測される。
グスク時代初頭は掘立柱建物址・高床式建物址・土坑墓などの遺構が検出された。出土遺物は11世紀から12世紀に限定されることからこの期間利用していたことが判明した。また、イネやコムギなども穀物類も検出されたことから、これらの栽培も行われていたと推測される。本期の前後は一時、後背湿地が形成されていたことが判明している。
貝塚時代後期は土器型式の分布状況から生活圏の変遷を追うことができた。また、遺跡では旧ナルカーの流路が蛇行している状況が確認され、浜屋原式土器期は河口域、大当原式土器期はマングローブ域を形成していたことが貝類遺体より判明した。このように旧ナルカー流路や遺跡の変遷が把握できた重要な遺跡である。

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