奈良文化財研究所 ホーム
キーワードから探す
一覧から探す
その他
おすすめ
PDFがある書誌登録数
41490 件
( 発行機関数 759 機関 )
現在の書誌登録数
132564 件
( 前年度比 + 1890 件 )
( 発行機関数 1918 機関 )
現在の遺跡抄録件数
147728 件
( 前年度比 + 2286 件 )
現在の文化財論文件数
120647 件
( 前年度比 + 1654 件 )
現在の文化財動画件数
1314 件
( 前年度比 + 130 件 )
( 登録機関数 118 機関 )
文化財イベント件数
1263 件
( 前年度比 + 214 件 )
※過去開催分含む

香坂山遺跡の第1次発掘調査

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/72008
DOI 二次元コード
二次元コードダウンロード
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.72008
引用表記 2020 『香坂山遺跡の第1次発掘調査』
2020 『香坂山遺跡の第1次発掘調査』
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=貞克|last=国武|title=香坂山遺跡の第1次発掘調査|origdate=2020-08-14|date=2020-08-14|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/72008|doi=10.24484/sitereports.72008}} 閉じる
ファイル
※モバイル対応のPDFは解像度を下げているため、画像が粗く文章が読みにくい場合があります。
書名 香坂山遺跡の第1次発掘調査
発行(管理)機関 EPRG - 千葉県
書名かな こうさかやまいせきのだいいちじはっくつちょうさ:げんちせつめいかいしりょう
副書名 現地説明会資料
巻次
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
発行機関
発行年月日 20200814
作成機関ID
郵便番号
電話番号
住所
報告書種別
配布資料(現地説明会・展示解説・発表要旨)・講演会資料集・ガイドブック
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されていない(発掘調査報告書総目録の掲載対象外)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 香坂山遺跡
遺跡名かな こうさかやまいせき
本内順位
遺跡所在地
所在地ふりがな
市町村コード 20217
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 361622
東経(世界測地系)度分秒 1383459
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.272777 138.583055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20200803-20200830
調査面積(㎡)
27
調査原因 日本学術振興会科学研究費補助金(基盤研究 B:代表国武 19H01354)による学術目的の発掘調査
遺跡概要
種別
集落
時代
旧石器
主な遺構
配石遺構
石器集中
主な遺物
石刃
小石刃
礫器
石核
剥片
特記事項 長野県佐久市に所在する八風山南麓斜面に所在する後期旧石器時代初頭の香坂山遺跡において、日本学術振興会科学研究費補助金による学術目的の発掘調査を実施した。その結果、姶良Tn火山灰の純層から約50㎝下層から、石器が検出された。その内容は、黒曜石による小石刃と石刃であり、後期旧石器時代初頭において小石刃が本格的に製作・使用されていた事実が新しく判明した。これ加えて遺跡近傍の沢から得られたと推定される軟質な安山岩の亜角礫を用いて、礫器の製作と使用が行われていた。さらにこれらの石器は弧状に配置されており、いわば弧状配石というべき遺構が検出された。このように本発掘調査において、後期旧石器時代初頭における新しい技術組成が明らかとなった。石器に加えて石器包含層に伴う木炭が約200点得られているため、これらを用いて高精度な放射性炭素年代測定分析が実施される予定である。現在すすめている光ルミネッセンス分析や火山灰分析をあわせて、本遺跡の年代を正確に算出することが今後の課題となる。
要約 長野県佐久市に所在する八風山南麓斜面に所在する後期旧石器時代初頭の香坂山遺跡において、日本学術振興会科学研究費補助金による学術目的の発掘調査を実施した。その結果、姶良Tn火山灰の純層から約50㎝下層から、石器が検出された。その内容は、黒曜石による小石刃と石刃であり、後期旧石器時代初頭において小石刃が本格的に製作・使用されていた事実が新しく判明した。これ加えて遺跡近傍の沢から得られたと推定される軟質な安山岩の亜角礫を用いて、礫器の製作と使用が行われていた。さらにこれらの石器は弧状に配置されており、いわば弧状配石というべき遺構が検出された。このように本発掘調査において、後期旧石器時代初頭における新しい技術組成が明らかとなった。石器に加えて石器包含層に伴う木炭が約200点得られているため、これらを用いて高精度な放射性炭素年代測定分析が実施される予定である。現在すすめている光ルミネッセンス分析や火山灰分析をあわせて、本遺跡の年代を正確に算出することが今後の課題となる。

関連文化財データ一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細ページ表示回数 : 3071
ファイルダウンロード数 : 1035

全国のイベント

外部出力