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二本木遺跡(第13次)・赤司定格遺跡(第1次)・北山古墳群(第3次)・夫婦木古墳群(第1次)・京隈侍屋敷遺跡(第8次)

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/65228
引用表記 久留米市文化観光部文化財保護課 2007 『久留米市文化財調査報告書253:二本木遺跡(第13次)・赤司定格遺跡(第1次)・北山古墳群(第3次)・夫婦木古墳群(第1次)・京隈侍屋敷遺跡(第8次)』久留米市教育委員会
久留米市文化観光部文化財保護課 2007 『二本木遺跡(第13次)・赤司定格遺跡(第1次)・北山古墳群(第3次)・夫婦木古墳群(第1次)・京隈侍屋敷遺跡(第8次)』久留米市文化財調査報告書253
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書名 二本木遺跡(第13次)・赤司定格遺跡(第1次)・北山古墳群(第3次)・夫婦木古墳群(第1次)・京隈侍屋敷遺跡(第8次)
発行(管理)機関 久留米市 - 福岡県
有償頒布・配布ページ https://www.city.kurume.fukuoka.jp
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな にほんぎ いせき だい13じ・あかじ じょうがく いせき だい1じ・きたやま こふんぐん だい3じ・めおとぎ こふんぐん だい1じ・きょうぐま さむらい やしき いせき だい8じ
副書名 久留米市埋蔵文化財調査集報 ; 9
巻次
シリーズ名 久留米市文化財調査報告書
シリーズ番号 253
編著者名
編集機関
久留米市文化観光部文化財保護課
発行機関
久留米市教育委員会
発行年月日 20070831
作成機関ID 40203
郵便番号 8308520
電話番号 0942309225
住所 福岡県久留米市城南町15-3
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 二本木遺跡 第13次
遺跡名かな にほんぎいせき
本内順位 1
遺跡所在地 久留米市御井町字岩井川
所在地ふりがな くるめしみいまちあざいわいごう
市町村コード 40203
遺跡番号 030284
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 331832
東経(世界測地系)度分秒 1303317
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.308888 130.554722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19980119-19980203
調査面積(㎡)
94
調査原因 交差点改良事業
遺跡概要
種別
集落
時代
平安
鎌倉
主な遺構
溝 3条
土坑 9基
ピット
主な遺物
土師器
黒色土器
瓦器
輸入陶磁器
東播系捏鉢
石鍋
特記事項
種別
集落
時代
近代(細分不明)
主な遺構
溝 2条
井戸 1基
主な遺物
特記事項 12世紀代を主体とする溝や土坑を検出。
遺跡名 赤司定格遺跡 第1次
遺跡名かな あかしじょうがくいせき
本内順位 2
遺跡所在地 久留米市北野町赤司字定格
所在地ふりがな くるめしきたのまちあかしあざじょうがく
市町村コード 40203
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 332134
東経(世界測地系)度分秒 1303630
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.359444 130.608333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20051011-20051026
調査面積(㎡)
50
調査原因 専用住宅建設
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
溝 3条
土坑 1基
井戸 1基
主な遺物
縄文土器
弥生土器
石庖丁
メノウ石器
特記事項
種別
集落
時代
中世(細分不明)
主な遺構
溝 1条
主な遺物
須恵器
輸入陶磁器
特記事項
種別
集落
時代
近世(細分不明)
主な遺構
溝 1条
胞衣壷 2基
主な遺物
胞衣壷・蓋
近世陶磁器
クスリ瓶
特記事項 底部外面に「*」印を施した弥生土器の壷が出土。
遺跡名 北山古墳群 第3次
遺跡名かな きたやまこふんぐん
本内順位 3
遺跡所在地 久留米市荒木町白口字北山
所在地ふりがな くるめしあらきまちしらくちあざきたやま
市町村コード 40203
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 331659
東経(世界測地系)度分秒 1303011
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.283055 130.503055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20060804-20061225
調査面積(㎡)
905
調査原因 樹木抜根
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
古墳 1基
主な遺物
須恵器
土師器
瓦器
近世陶磁器
石鏃
特記事項 崩壊した石室を同一地に規模を縮小し再構築した石室を検出。
遺跡名 夫婦木古墳群 第1次
遺跡名かな めおとぎこふんぐん
本内順位 4
遺跡所在地 久留米市草野町草野字天神山
所在地ふりがな くるめしくさのまちくさのあざてんじんやま
市町村コード 40203
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 331851
東経(世界測地系)度分秒 1303958
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.314166 130.666111
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20070205-20070227
調査面積(㎡)
30
調査原因 公園造成
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
縄文土器
石鏃
特記事項
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
古墳 1基
主な遺物
土師器
須恵器
鉄鏃
特記事項 竪穴系横口式石室もしくは石棺系石室を1基検出。
遺跡名 京隈侍屋敷遺跡 第8次
遺跡名かな きょうぐまさむらいやしきいせき
本内順位 5
遺跡所在地 久留米市城南町
所在地ふりがな くるめしじょうなんまち
市町村コード 40203
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 331910
東経(世界測地系)度分秒 1303023
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.319444 130.506388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20070507-20070511
調査面積(㎡)
60
調査原因 金融機関支店建物建設
遺跡概要
種別
城館
時代
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
土坑 2基
石積み遺構 1基
主な遺物
ガラス瓶
陶製便器
土鈴
特記事項 近現代の掘り込みと、そこからガラス瓶を主体とする遺物が出土した。
要約 (二本木遺跡 第13次)
調査地は筑後国府Ⅳ期国庁の東方400mに位置する。検出された遺構は概ね12世紀代に収まるものであり、遺構の帰属時期や遺跡の立地、出土遺物などから判断すれば、今回の調査で検出した遺構・遺物は、当然のことながらⅣ期国庁と深く関わるものであり、国庁に勤務した官人の居住域が一帯に展開していたものと考えられる。
(赤司定格遺跡 第1次)
トレンチ状に調査区を設定し、弥生時代前期~中期の溝状遺構などを検出する。同遺跡の第2次調査地点および赤司一区公民館遺跡とは異なる様相を示す。
(北山古墳群 第3次)
樹木抜根に伴い、古墳を1基調査。調査した古墳は、西半部をブロック塀により破壊され、周囲も宅地造成時の削平が著しく、墳形・墳丘規模ともに確認できなかった。石室は天井石を含む上半部を失うものの3面の床を検出し、さらに一度崩壊した石室を再び同一地に再構築している状況が確認された。
(夫婦木古墳群 第1次)
公園造成に伴う調査によって、古墳を1基調査。墳丘および墳形は削平により不明。主体部は、上半および西半部を削平されているものの竪穴系横口式石室もしくは石棺系の石室であると考えられる。主体部には、赤色顔料が塗布されており、床面より鉄鏃が1点出土している。
(京隈侍屋敷遺跡 第8次)
調査地北端部で近代のものと思われる石積みを検出した。その周囲は近現代の掘り込みにより大きく破壊されていたが、この掘り込み中からは明治末~大正にかけてのガラス瓶や陶器類が出土した。これらはあるいは明治43年~昭和20年まで調査地の北隣接地に存在した久留米税務署に関係するものである可能性がある。なお大規模な掘り込みは、久留米空襲による塵芥を処理した痕跡と考えられる。

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