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阿武隈川上流河川改修事業トロミ地区遺跡調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/23463
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.23463
引用表記 公益財団法人福島県文化振興財団 遺跡調査部 2014 『福島県文化財調査報告書497:阿武隈川上流河川改修事業トロミ地区遺跡調査報告』福島県教育委員会他
公益財団法人福島県文化振興財団 遺跡調査部 2014 『阿武隈川上流河川改修事業トロミ地区遺跡調査報告』福島県文化財調査報告書497
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書名 阿武隈川上流河川改修事業トロミ地区遺跡調査報告
発行(管理)機関 福島県教育委員会 - 福島県
有償頒布・配布ページ https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70017a/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな あぶくまがわじょうりゅうかせんかいしゅうじぎょうとろみちくいせきちょうさほうこく
副書名 トロミ遺跡 3次調査
巻次 3
シリーズ名 福島県文化財調査報告書
シリーズ番号 497
編著者名
編集機関
公益財団法人福島県文化振興財団 遺跡調査部
発行機関
福島県教育委員会
福島県文化振興財団
国土交通省東北地方整備局福島河川国道事務所
発行年月日 20141218
作成機関ID
郵便番号 9608688
電話番号 0245211111
住所 福島県福島市杉妻町2-16
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 トロミ遺跡3次調査
遺跡名かな とろみいせき
本内順位
遺跡所在地 福島県二本松市北トロミ・南トロミ
所在地ふりがな ふくしまけんにほんまつしきたとろみ・みなみとろみ
市町村コード 07210
遺跡番号 00138
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 373458
東経(世界測地系)度分秒 1402628
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.582777 140.441111
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20130408-20131220
調査面積(㎡)
30200
調査原因 阿武隈川上流河川改修に伴う事前調査
遺跡概要
種別
時代
縄文
弥生
奈良
平安
鎌倉
主な遺構
竪穴住居
柱列跡
土坑
溝跡
特殊遺構
掘建柱建物
畑跡
小穴
落し穴
主な遺物
縄文土器
弥生土器
土師器
須恵器
中世陶器
かわらけ
石器
石製品
特記事項 ・古代・中世には昨年度調査区から連続する生産域が存在することが判明した。
・遺跡南部から、古墳時代の遺構・遺物がまとまって発見され、縄文時代の落し穴も110基以上南北方向に並んで検出された。
要約 ・トロミ遺跡は阿武隈川東岸に形成された自然堤防上に存在する、縄文時代早期〜鎌倉時代にわたる複合遺跡である。
・調査1区では、奈良時代の竪穴住居跡が検出され、その下層からは、縄文時代前・中・後期の遺物包含層と落し穴群が検出された。落し穴群は、阿武隈川に面する自然堤防上で確認され、調査9区から続いてほぼ南北方向に列をなしている。
・調査3・4区では、中世の畑跡・掘立柱建物跡・柱列跡、古代の竪穴住居跡・土坑・溝跡・畑跡などが検出された。畑跡は北に隣接する調査5中区から連続する生産域を示すものと推測される。
・調査5中区では、縄文時代前期の遺物包含層が検出された。
・調査9区では、中世の溝跡・土坑が検出され、その下層から、縄文時代前期後葉〜後期後葉の遺物包含層と落し穴群を検出した。落し穴群は前期前葉以前のもので、阿武隈川に面する自然堤防の尾根に沿ってほぼ南北方向に列をなし、北隣の調査1区にも延びており、広範囲の狩猟場が形成されていたことが判明した。
・調査10区では、中世ないしは中世以降の溝跡・土坑が検出され、その下層からは、礫と土器を集積した古墳時代後期の特殊遺構が2ヵ所確認された。 

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