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永吉天神段遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/22397
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.22397
引用表記 公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター 2017 『公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書13:永吉天神段遺跡』公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター 2017 『永吉天神段遺跡』公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書13
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書名 永吉天神段遺跡
発行(管理)機関 鹿児島県教育委員会 - 鹿児島県
書名かな ながよしてんじんだんいせき
副書名 東九州自動車道(志布志IC~鹿屋串良JCT)建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次 2 第2地点-1 旧石器時代・縄文時代早期・後期編
シリーズ名 公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書
シリーズ番号 13
編著者名
編集機関
公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
発行機関
公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
発行年月日 20170300
作成機関ID
郵便番号 8994318
電話番号 0995700574
住所 鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森2番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 永吉天神段遺跡2 第2地点-1
遺跡名かな ながよしてんじんだんいせき
本内順位
遺跡所在地 鹿児島県曽於郡大崎町永吉字天神
所在地ふりがな かごしまけん そおぐん おおさきちょう ながよし あざてんじん
市町村コード 46468
遺跡番号 468104
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 312635
東経(世界測地系)度分秒 1305858
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.443055 130.982777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20120702-20160127
調査面積(㎡)
22734
調査原因 東九州自動車道(志布志IC~鹿屋串良JCT)建設に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
縄文
主な遺構
礫群
石器ブロック
集積
土器埋設遺構
主な遺物
ナイフ形石器
尖頭器
角錐状石器
台形石器
削器
掻器
剥片
石核
敲石
前平式土器
加栗山式土器
石坂式土器
下剥峯式土器
桑ノ丸式土器
押型文土器
手向山式土器
妙見式土器
平栫式土器
塞ノ神式土器
苦浜式土器
条痕文土器
石鏃
石匙
打製
磨製石斧
磨石
石皿
異形石器
岩崎上層式土器
北久根山式土器
中岳Ⅱ式土器
特記事項
要約  本遺跡は持留川とその支流に挟まれた標高約50mのシラス台地縁部に位置し、旧石器時代~近世の複合遺跡である。本報告書は、そのうち旧石器時代・縄文時代早期・後期を報告する。
 主体となる時代は、旧石器時代(ナイフ形石器文化期)と縄文時代早期である。
従来、大隅半島の旧石器時代は発掘調査事例が少なく、詳細に調査・研究されてこなかった。本遺跡では、ナイフ形石器文化期石器製作跡や台形石器など、大隅半島の当該時期を考える上で、貴重な資料となる。
 縄文時代早期では、調理施設と考えられる多数の集積が検出され、食材加工のため石匙・磨石・石皿等が多く出土した。キャンプサイト的な役割を担っていたものと推測され周辺遺跡との比較検討をすることで、縄文時代早期の人々の行動範囲・生活の在り方を考える上で、有効な情報を得ることができた。

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