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石見銀山遺跡石造物調査報告書21 

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/140400
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.140400
引用表記 島根県教育委員会・大田市教育委員会 2024 『石見銀山遺跡石造物調査報告書21 』島根県教育委員会
島根県教育委員会・大田市教育委員会 2024 『石見銀山遺跡石造物調査報告書21 』
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書名 石見銀山遺跡石造物調査報告書21 
発行(管理)機関 島根県教育庁 - 島根県
有償頒布・配布ページ https://www.pref.shimane.lg.jp/life/bunka/bunkazai/kyokai/syuppannbutu.html
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな いわみぎん分布調査と墓石調査の成果(2205-2022)ざんいせきせきぞうぶつちょうさほうこくしょ21
副書名 分布調査と墓石調査の成果(2205-2022)
巻次 第21集
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
島根県教育委員会・大田市教育委員会
発行機関
島根県教育委員会
発行年月日 20240331
作成機関ID 32000
郵便番号 690-8501
電話番号 0852-22-6127
住所 島根県松江市殿町1番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されていない(発掘調査報告書総目録の掲載対象外)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
タイトル 昆布山谷周辺部の寺院跡と墓地・墓石
英語タイトル
著者
西尾 克己
新川 隆
尾村 勝
ページ範囲 65 - 98
NAID
都道府県 島根県
時代 戦国 安土桃山 江戸
文化財種別 考古資料
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類) 石製品
学問種別 考古学 文献史学
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約)
タイトル 近世墓地の展開と石見銀山遺跡
英語タイトル
著者
佐藤 亜聖
ページ範囲 99 - 116
NAID
都道府県 東京都 福井県 三重県 大阪府 奈良県 島根県
時代 戦国 安土桃山 江戸
文化財種別 考古資料
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類) 石製品
学問種別
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約)
タイトル 石見銀山墓石の周辺地域墓石との対比
英語タイトル
著者
池上 悟
ページ範囲 117 - 149
NAID
都道府県 宮城県 東京都 山梨県 静岡県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 佐賀県
時代 戦国 安土桃山 江戸
文化財種別 考古資料
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類) 石製品
学問種別
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約)
所収遺跡
遺跡名 石見銀山遺
遺跡名かな いわみぎんざんいせき
本内順位
遺跡所在地 島根県大田市大森町・温泉津町
所在地ふりがな しまねけんおおだしおおもりちょう・ゆのつちょう
市町村コード 32205
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 350530
東経(世界測地系)度分秒 1320530
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.091666 132.091666
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
調査面積(㎡)
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
その他の生産遺跡
時代
戦国
安土桃山
江戸
明治
大正
主な遺構
五輪塔
宝篋印塔
墓塔
墓標
無縫塔
主な遺物
特記事項  石見銀山遺跡での石造物調査は、平成9年度~平成22年度に第1期、第2期調査が実施され、銀山地区・温泉津地区での実態が明らかとなった。
 第3期調査は、平成23年度~令和4年度にかけて銀山柵内を対象として実施した。これにより、分布調査で発見された15000基の石造物のうち、約1/3の悉皆調査がなされたこととなった。この調査成果として、16世紀~19世紀の石造物造立の傾向、墓塔墓石の型式変化、石材利用の変化は明瞭となった。
 江戸時代の墓石では、宗派別、性別、年齢別などの観点から分析が可能であり、鉱山という特殊な社会内ではあるが社会分析の一手法としての有効性が示された。文献記録上、天保の大飢饉が記録される天保9(1838)年の紀年銘を持つ墓石は、その前後の年の5倍前後に増加しており、実際に飢饉による死者が著しく増加していることが指摘される。
 石造物調査による銀山社会の細やかな変化がうかがえる一方、石造物調査に連動した発掘調査が実施されていないため、石見銀山での葬制・墓制については不明な事象が多いことが課題である。また、文献史料・記録類とのさらに詳細な照合や民俗学的な調査など、派生する研究課題についても指摘されている。
 一地域において、5千基以上石造物が実測調査されたことは国内でも稀な事例である。鉱山社会かつ石材に恵まれて墓塔・墓石造立が顕著に普遍化した地域であるという特殊性を踏まえてみても、本報告は石造物による歴史研究の可能性を提示するものである。
要約

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