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小禄海軍飛行場跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/139124
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.139124
引用表記 那覇市市民文化部文化財課 2024 『那覇市文化財調査報告書118:小禄海軍飛行場跡』那覇市
那覇市市民文化部文化財課 2024 『小禄海軍飛行場跡』那覇市文化財調査報告書118
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書名 小禄海軍飛行場跡
発行(管理)機関 那覇市 - 沖縄県
書名かな おろくかいぐんひこうじょうあと
副書名 海上保安庁第十一管区海上保安本部那覇航空基地新庁舎建設事業に伴う埋蔵文化財緊急発掘調査
巻次
シリーズ名 那覇市文化財調査報告書
シリーズ番号 118
編著者名
編集機関
那覇市市民文化部文化財課
発行機関
那覇市
発行年月日 20240131
作成機関ID 47201
郵便番号 9008585
電話番号 0989173501
住所 那覇市泉崎1-1-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 小禄海軍飛行場跡
遺跡名かな おろくかいぐんひこうじょうあと
本内順位
遺跡所在地 沖縄県那覇市字大嶺長山原
所在地ふりがな おきなわけんなはしあざおおみねながやまばる
市町村コード 47201
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 261154
東経(世界測地系)度分秒 1273828
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 26.198333 127.641111
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20210628-20210902
調査面積(㎡)
150
調査原因 海上保安庁那覇航空基地新庁舎建設
遺跡概要
種別
その他
時代
昭和
主な遺構
土坑
溝状遺構
キャタピラ痕
主な遺物
青磁
青花
本土産磁器
本土産陶器
沖縄産施釉陶器
沖縄産無釉陶器
金属製品
プラスチック製品
ガラス製品
特記事項 小禄海軍飛行場第二滑走路南西側の末端付近である遺構が確認された。
要約 小禄海軍飛行場跡は、1933(昭和8)年、小禄村鏡水~大嶺間に建設された旧日本海軍の飛行場である。当初は小型機用で沿岸防備基地程度の規模であったが、内台空港路(福岡ー那覇ー台北)解説に伴い拡張され、名称も那覇飛行場と改めた。戦局の推移に伴い拡張され、42年からは再び旧日本軍の所管となる。45年6月の米軍占領後は大々的に拡張され、現在は軍民共用の那覇空港となっている。これまでに、先の大戦時に関係する滑走路跡などが確認されている。
 調査の結果、基本層序として全体で第Ⅰ~Ⅺ層となる計11枚の土層が確認された。第Ⅳ~Ⅵ層となる計3枚の土層は、ブルドーザー等の土木機械のキャタピラ痕と考えられる遺構が検出されていることから、戦後の那覇飛行場に関連するものと推測される。
 また第Ⅶ~Ⅷの2枚の土層は、柱の設置基礎と推測される平面計が略楕円形となる構造物や、構造物の長軸延長線上に沿って板と推測される木材が検出された。小禄海軍飛行場跡の第二滑走路は北東から南西へ伸びており、上記遺構の配置が示す方向と一致していることから、小禄海軍飛行場に関連するものであることが推測される。今回の調査地は、小禄海軍飛行場第二滑走路南西側の末端付近であると示唆される。

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