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特別史跡旧閑谷学校

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/129957
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.129957
引用表記 岡山県古代吉備文化財センター 2021 『岡山県埋蔵文化財発掘調査報告 253:特別史跡旧閑谷学校』岡山県教育委員会
岡山県古代吉備文化財センター 2021 『特別史跡旧閑谷学校』岡山県埋蔵文化財発掘調査報告 253
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書名 特別史跡旧閑谷学校
発行(管理)機関 岡山県教育委員会 - 岡山県
書名かな とくべつ しせき きゅう しずたに がっこう
副書名 岡山県青少年教育センター閑谷学校整備事業に伴う確認調査
巻次
シリーズ名 岡山県埋蔵文化財発掘調査報告
シリーズ番号 253
編著者名
編集機関
岡山県古代吉備文化財センター
発行機関
岡山県教育委員会
発行年月日 20210319
作成機関ID 331015
郵便番号 7008570
電話番号 0862242111
住所 岡山県岡山市北区内山下2-4-6
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 旧閑谷学校
遺跡名かな きゅうしずたにがっこう
本内順位
遺跡所在地 岡山県備前市閑谷
所在地ふりがな おかやまけんびぜんししずたに
市町村コード 332119
遺跡番号 369
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344749
東経(世界測地系)度分秒 1341307
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.796944 134.218611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19850924-19851112
19860521-19860702
調査面積(㎡)
500
調査原因 確認調査
遺跡概要
種別
その他
時代
江戸
主な遺構
礎石
石垣
石列
井戸
暗渠
焼土面
主な遺物
国産磁器
備前焼
瓦質土器
備前焼瓦
燻瓦
敷瓦
窯道具
銭貨
特記事項 瓦窯跡
要約  閑谷学校は、寛文10年(1670)、初代岡山藩主池田光政が、全国的にも例をみない庶民の子弟教育のために創設した学校である。その校地の西半を占める学房地区は、明治維新以降も長らく学校の校地として利用されてきた。昭和40年(1965)には高等学校校舎を利用して岡山県青少年教育センター閑谷学校が開設されたが、同センターの整備計画に関して、旧制中学校の建物や江戸期の学房の様子を明らかにすべく、昭和60・61年度(1985・1986)にトレンチ10か所を設定して、埋蔵文化財確認調査を実施した。
 調査の結果、旧制中学校の校舎基礎やその下層において礎石、石垣、石列、井戸、暗渠、溝、焼土面を確認し、国産磁器、備前焼、瓦質土器、瓦、敷瓦、窯道具、炉壁片などの遺物がコンテナ78箱分出土した。とりわけ、炉壁片や窯道具(支柱・棚板)のほか、焼け歪みや溶着した備前焼瓦も多く出土したことから聖廟や芳烈祠の備前焼瓦を焼成した瓦窯の存在が明らかとなった。トレンチ調査 のため窯の規模や構造の詳細は不明であるが、トレンチ9で確認した焼土面は、傾斜も平坦に近く、備前焼瓦を焼成した平窯の床面と考えられる。
 なお、青少年教育センターは、旧閑谷学校の隣接地に移転したことから、本調査は実施していない。

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