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[ 展覧会 ] 2020-10-07 〜 2020-12-27 Ibaraki Prefecture

石岡市立ふるさと歴史館 第23回企画展 古墳出現

「あっ、弥生の土器の上に、土師器の小さな甕がのってみつかったぞ」
外山遺跡(南台)の発掘調査中、担当者は思わずそう声を上げてしまったといいます。昭和55年、今から40年前のことです。
弥生時代の石岡では、縄目で文様をつけた土器が使われていました。その土器の上に、文様がない古墳時代の土器「土師器」がのっていたのです。石岡における「古墳時代の幕開け」を目の当たりにした現場です。
その後、近年では、佐久上ノ内遺跡や弥陀ノ台遺跡(小井戸)、中島遺跡(染谷)などの発掘調査が行われ、弥生時代から古墳時代への移行期の集落や、王の住まいと考えられる「豪族居館」の様子がわかってきました。
また、長堀2号墳や佐自塚古墳といった古い時期の古墳(前期古墳)の測量調査も行われ、柿岡・佐久地区は「常陸屈指の前期古墳の集中域」と評価されています。
今回の企画展では、弥生時代から古墳時代にかけての集落や墳墓の調査成果を紹介するとともに、石岡における「古墳の出現」を考えてみたいと思います。
主催石岡市教育委員会
連絡先
石岡市教育委員会 文化振興課 電話0299-43-111
石岡市立ふるさと歴史館 茨城県石岡市総社1-2-10 電話0299-23-2398
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