Mie Prefecture
三重県明和町 佐田西出天王さんのお社塔
permalink : https://sitereports.nabunken.go.jp/video/213
YouTube:明和町斎宮跡・文化観光課
三重県多気郡明和町佐田西出地区(上御糸地区)の天王さんのお社塔作りは、毎年7月14日の天王祭前に集落の男性全員(30世帯・30名)で行われる。女性と服喪中の人は参加しない。
お社塔を「天王さん」と呼び、お札を替えることを「天王さんを祀る」という。
西出集落の中心部で、道路と道路が交差するT字路のつきあたりに天王さんがあり、その横には文政6年(1823)の銘がある常夜灯が建っている。
この行事は天王信仰に関連するもので、西出集落は、麦ワラと竹を素材に天王さんを作り、定期的に作り直している点が特徴。
屋根は毎年新しく作り、柱は2年に一度取り替える。
天王さんは、高さ2m程で、孟宗竹4本を60cm間隔に地面に据えて柱にし、麦ワラの屋根を載せる。屋根には3本の鰹木が表現されている。高さ1.3m付近に、竹を組み合わせた棚を作って祠状にし、中に津島神社のお札を祀る。棚は割り竹を敷いて床を作り、正面は割り竹、三方は麦ワラと竹を組んで壁を作り、杉葉が飾り付けられている。
平成31年、明和町の無形民俗文化財に指定された。
本記録動画は、文化庁の補助を得て、令和元年度に実施されたものを記録し、明和町日本遺産活用推進協議会が作成しました。
お社塔を「天王さん」と呼び、お札を替えることを「天王さんを祀る」という。
西出集落の中心部で、道路と道路が交差するT字路のつきあたりに天王さんがあり、その横には文政6年(1823)の銘がある常夜灯が建っている。
この行事は天王信仰に関連するもので、西出集落は、麦ワラと竹を素材に天王さんを作り、定期的に作り直している点が特徴。
屋根は毎年新しく作り、柱は2年に一度取り替える。
天王さんは、高さ2m程で、孟宗竹4本を60cm間隔に地面に据えて柱にし、麦ワラの屋根を載せる。屋根には3本の鰹木が表現されている。高さ1.3m付近に、竹を組み合わせた棚を作って祠状にし、中に津島神社のお札を祀る。棚は割り竹を敷いて床を作り、正面は割り竹、三方は麦ワラと竹を組んで壁を作り、杉葉が飾り付けられている。
平成31年、明和町の無形民俗文化財に指定された。
本記録動画は、文化庁の補助を得て、令和元年度に実施されたものを記録し、明和町日本遺産活用推進協議会が作成しました。
データ登録機関 :
明和町
文化財所在地 :
Mie Prefecture
動画種別 :
文化財紹介・解説
対象 :
for_kids
文化財種別 :
無形民俗文化財
関連資料URL : 明和町斎宮跡・文化観光課
総覧登録日 :
2020-09-07
wikipedia 出典テンプレート :
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