日本全国文化財番号 (JC番号:JCNo) : 189938
岡山県
総社市
随庵古墳/隨庵古墳
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
報告書所収遺跡
各種文化財情報
[RecNo:137993] 随庵古墳/隨庵古墳
所在 :
岡山県総社市西阿曽/随庵
市町村 :
総社市 ( 33208 )
種別 :
古墳
主な時代 :
古墳
遺構概要 :
集成、古墳(前方後円墳(帆立貝式))。<立地>尾根の端部。標高60m、北西水田からの比高39m、方位N141度W、造出なし、周濠なし、墳長約40m弱、後円径約30m強・高約4m・頂径18×18m、前方幅10m・長10m、くびれ幅12m、葺石なし、 1958年12月、総社市の簡易水道送水池造成工事により墳丘を一部破壊、(中央石槨)位置:後円部中央、割竹形木棺 長2.9m、竪穴式石槨 長3.5m・高1.1m・幅0.8から0.9m、主軸と平行、(粘土床)後円部頂南寄り、箱形木棺 長3m、粘土床 長3m・高0.3m、主軸と平行。 歴博報56、古墳中期-古墳(前方後円墳(帆立貝式)、竪穴式石室+割竹形木棺)、墳長約40.0m。 Map2003:<保存状況>消滅。
遺物概要 :
集成、埴輪なし、(中央石槨棺内)双頭龍鳳文鏡(位至三公鏡)+滑石製臼玉75+滑石製勾玉1+ガラス製小玉+水晶製勾玉2+金髪輪状品1+石製模造品(滑石製有孔円盤6)+鉄剣4+鉄刀2+刀子7+木心鉄張輪鐙+カコ+鎹状鉄片、 (中央石槨棺外)鉄槍1+鉄矛1+細身式異形鉄鏃3束+三角板鋲留短甲1+横矧板鋲留衝角付冑1+鎌+斧+漁具(三叉)+頸鎧+肩鎧+鍜造具(鉄製鉗+鉄鎚+鉄床)+砥石、(粘土床棺内)鉄剣1+手鎌2+刀子4+斧1+不明鉄片1。 歴博報56、位至三公鏡(銘文なし、完形、1958年発掘、総社市教委蔵)、 伴出、水晶製勾玉+ガラス製小玉+金環+袋状鉄斧+鋸+金鉗+鉄鎚+鉄床+ヤス+ヤリガンナ+砥石+刀子+銛+鑿+錐+直刀+鉄剣+矛+槍+冑+短甲+肩鎧+鉄鏃+尖頭器+カコ+鐙+轡+石製模造品(滑石製勾玉+有孔円盤+臼玉)+鎹。
発掘概要 :
Map2003、発掘調査あり。
その他概要 :
〈全国遺跡地図_位置〉c1/〈全国遺跡地図_旧番号〉765/〈全国遺跡地図_県番号〉/※。<全国遺跡地図番号>16-349。所在地通称、随庵。 鎌木義昌・間壁忠彦・間壁葭子『総社市隨庵古墳』(1965)。『前方後円墳集成』(葛原克人、1991)。歴博報56(1994)。『改訂 岡山県遺跡地図』2003。Map2003、5-612。
データ管理機関 :
総社市
- 岡山県