奈良文化財研究所 ホーム
Search
List
Others
おすすめ
report count (with pdf)
41485 reports
( Participation 759 Orgs )
report count
132562 reports
( compared to the privious fiscal year + 1888 reports )
( Participation 1918 Orgs )
site summary count
147727 reports
( compared to the privious fiscal year + 2285 reports )
Article Collected
120638 reports
( compared to the privious fiscal year + 1645 reports )
video count
1314 reports
( compared to the privious fiscal year + 130 reports )
( Participation 118 Orgs )
Event Collected
1263 reports
( compared to the privious fiscal year + 214 reports )
※過去開催分含む

Publishing Maps of Archaeological Sites Online and Offline
刊行物およびGIS による遺跡地図の公開状況

Takata Yuichi ( 高田 祐一 ) Takeuchi Mikiharu ( 武内 樹治 )
1.遺跡地図の位置付け
2.遺跡地図発行の経緯
(1)国の取り組み  (2)地方公共団体の取り組み
3.刊行物としての遺跡地図の発行状況
(1)これまでに発行された遺跡地図の数は?
(2)自治体ごとの遺跡地図の発行数は?
(3)遺跡地図発行の年代推移は?
4.GIS による遺跡地図の公開
(1)自治体によるGIS公開の状況
(2)GISの機能比較
5.インターネット公開
6.まとめ
ーーーーーー
本稿では、周知の埋蔵文化財包蔵地の確定と周知に大きな役割を担う遺跡地図の位置づけと経緯をまとめ、刊行物としての遺跡地図の刊行状況や遺跡地図のインターネット公開状況について可視化した。刊行物としての遺跡地図は年々減少している。徐々にインターネット公開が進んでおり、多くの都道府県ではWebGIS で公開されている。インターネット公開では、最新の情報への更新や加除訂正が容易であり、広く周知することが可能である。しかし、各自治体の課題はさまざまである。特にWebGIS 未導入の最も大きな理由が財政状況であることを考慮すると、全ての自治体によるインターネット公開を実現するには、低コスト化は不可欠である。そして、操作が簡便で、現場負担がかからず運用しやすいといった要素に考慮する必要がある。各組織の業務課題を解決し、社会に資するシステムを模索し、堀木のいう「考古学情報も国土情報の一つ」という視点が重要である(堀木2019)。北海道や和歌山県が実施しているようなオープンデータとして遺跡地図データを公開することは、一つの選択肢となる。
NAID :
Prefecture :
Age
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別 考古学 その他
Created Date : 2021-06-02
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation|first=祐一|last=高田|first2=樹治|last2=武内|contribution=刊行物およびGIS による遺跡地図の公開状況|title=デジタル技術による文化財情報の記録と利活用|date=2021-03-12|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/90271|location=奈良市二条町 2-9-1|ncid=BC06315658|doi=10.24484/sitereports.90271|series=奈良文化財研究所研究報告|volume=27}} 閉じる
このエントリーをはてなブックマークに追加

この論文は下の刊行物の 78 - 83 ページ に掲載されています。

収録刊行物