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北大竹遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/129421
DOI 2D code
2D Code download
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.129421
For Citation 公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団 2022 『埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書477:北大竹遺跡』公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団
公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団 2022 『北大竹遺跡』埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書477
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File
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Title 北大竹遺跡
Participation-organizations (公財)埼玉県埋蔵文化財調査事業団 - 埼玉県
Alternative きたおおたけいせき
Subtitle 行田富士見工業団地拡張地区産業団地整備事業埋蔵文化財発掘調査報告
Volume
Series 埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書
Series Number 477
Author
Editorial Organization
公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団
Publisher
公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団
Publish Date 20220323
Publisher ID
ZIP CODE 3690108
TEL 0493393955
Aaddress 埼玉県熊谷市船木台4丁目4番地1
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 北大竹遺跡
Site Name Transcription きたおおたけいせき
Order in book
Address 埼玉県行田市大字若小玉字枳1900-1
Address Transcription さいたまけんぎょうだしおおあざわかこだまあざからたち1900-1
City Code 11206
Site Number 48
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 360848
East Longitude (WGS) 1392937
Dd X Y 36.146666 139.493611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20191015-20201031
Research Space
5280
Research Causes 工業団地建設
OverView
Site Type
集落
Main Age
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
Main Features
住居跡
井戸跡
溝跡
土壙
遺物集中
掘立柱建物跡
柱穴列
土壙
鍛冶関連遺構
旧河川跡
流路跡
Main Foundings
須恵器
土師器
石製品
子持勾玉
石製模造品
臼玉
玉類
金属製品
Remark  45点を数える子持勾玉や石製模造品、臼玉、残存率の高い甕を始めとした須恵器や大型高坏などの大量の土師器類、単鳳環頭達太刀柄頭、海獣葡萄鏡、大量の鉄鏃や鉄製模造品、瑪瑙や琥珀、碧玉製の玉類などの遺物が出土している。
Abstract  北大竹遺跡は、埼玉県行田市藤原町・若小玉に所在する。現在はほぼ平坦な地形で加須低地に属するが、北に流れる利根川による河川堆積と関東造盆地運動によって形成された埋没台地となっている。
 本事業に伴う発掘調査によって、古墳時代後期から飛鳥時代にかけての祭祀関連とみられる遺物が集中した地点が、3 箇所確認された。遅くとも6 世紀中頃から祭祀行為が開始された可能性があるが、6 世紀後半にピークを迎える。主に甕を中心とした須恵器と、大量の土師器や鉄製品とともに、多数の子持勾玉を用いる点が大きな特徴といえる。なお、これらとともに単鳳環頭大刀が出土している点も特徴として挙げられる。
 7 世紀代にも継続して祭祀行為が執り行われている。遺物量がやや減少する点や土器類の器種組成に変化がみられるが、子持勾玉と須恵器甕を用いる点は、一貫している。このことから、本遺跡で執り行われた祭祀は子持勾玉と須恵器甕が重視されていたことがうかがえる。
 周辺に展開する若小玉古墳群において前方後円墳が造営される時期と重なり、7 世紀代に八幡山古墳や地蔵塚古墳が造営される頃まで、継続することから、若小玉古墳群との関連性が想定される。埼玉古墳群の将軍山古墳や鉄砲山古墳に副葬された遺物と類似した遺物が出土していることから、埼玉古墳群との関連性も想定される。
 また、これらの遺物と同じ古墳時代後期から平安時代にかけての集落跡が検出された。

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