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羽子場遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/130788
DOI 2D code
2D Code download
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.130788
For Citation 宮崎県埋蔵文化財センター 2023 『宮崎県埋蔵文化財センター発掘調査報告書264:羽子場遺跡』宮崎県埋蔵文化財センター
宮崎県埋蔵文化財センター 2023 『羽子場遺跡』宮崎県埋蔵文化財センター発掘調査報告書264
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File
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Title 羽子場遺跡
Participation-organizations 宮崎県教育委員会 - 宮崎県
Alternative はこばいせき
Subtitle 中田谷川1通常砂防工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
Volume
Series 宮崎県埋蔵文化財センター発掘調査報告書
Series Number 264
Author
Editorial Organization
宮崎県埋蔵文化財センター
Publisher
宮崎県埋蔵文化財センター
Publish Date 20230308
Publisher ID 45000
ZIP CODE 880-0212
TEL 0985-36-1171
Aaddress 宮崎県宮崎市佐土原町下那珂4019番地
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 羽子場遺跡
Site Name Transcription はこばいせき
Order in book
Address 宮崎県東臼杵郡美郷町北郷宇 納間362番地1 ほか
Address Transcription みやざきけんひがしうすきぐんみさとちょうきたごううなま 362ばんち1 ほか
City Code 45431
Site Number
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 323001
East Longitude (WGS) 1312645
Dd X Y 32.500277 131.445833
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20210423-20210630
Research Space
100
Research Causes 記録保存調査
OverView
Site Type
散布地
Main Age
旧石器
縄文
中世(細分不明)
近世(細分不明)
Main Features
Main Foundings
石器
縄文土器
陶磁器
Remark 流紋岩製の3万年前の剝片尖頭器やチャート製の細石刃核が出土した。
縄文時代後期を中心に土器約2500 点と姫島産の石鏃をはじめとする石器約500点が出土した。中世、近世の陶磁器が表層部から出土した。
Abstract 羽子場遺跡は、美郷町北郷宇納間の丘陵南西部の南向きの緩斜地に立地する遺跡である。
調査の結果、旧石器時代、縄文時代、中世、近世の遺物が確認された。出土した遺物や自然科学分析の内容から、遺跡東側に位置する周知の埋蔵文化財包蔵地の平田遺跡と一体をなす傾斜地の可能性が考えられる。遺物は、旧石器時代の剥片尖頭器や細石刃核、縄文時代後期の土器や姫島産の石鏃、多くの石錘などが出土した。日之影町の流紋岩を石材とする剝片尖頭器や、五ヶ瀬町の津花峠産出とみられる蛇紋岩を用いた磨製石斧、姫島産黒曜石製の石鏃、鐘崎式土器や縁帯文土器などが出土していることからも他地域の影響を受けていることがわかる。一方、石器の多くを占める剥片類では眼前でとれる砂岩を利用している。また、176 点出土した石錘も同じく五十鈴川で採取可能な砂岩や千枚岩が用いられている。このように他地域と交流をしつつ、地元の資源・環境等を生かした営みがあったと推測される。

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