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板山館跡発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/22134
DOI 2D code
2D Code download
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.22134
For Citation 新発田市教育委員会 2018 『新発田市埋蔵文化財調査報告57:板山館跡発掘調査報告書』新発田市教育委員会
新発田市教育委員会 2018 『板山館跡発掘調査報告書』新発田市埋蔵文化財調査報告57
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=祐二|last=本田|first2=耕作|last2=田中|first3=保子|last3=黒沼|first4=|last4=株式会社加速器分析研究所|first5=|last5=株式会社古環境研究所|title=板山館跡発掘調査報告書|origdate=2018-03-20|date=2018-03-20|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/22134|location=新潟県新発田市乙次281番地2|ncid=BB26147275|doi=10.24484/sitereports.22134|series=新発田市埋蔵文化財調査報告|volume=57}} 閉じる
File
※モバイル対応のPDFは解像度を下げているため、画像が粗く文章が読みにくい場合があります。
Title 板山館跡発掘調査報告書
Participation-organizations 新発田市 - 新潟県
Alternative いたやまやかたあとはっくつちょうさほうこくしょ
Subtitle 県営担い手育成基盤整備事業(加治川右岸地区)に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
Volume 4
Series 新発田市埋蔵文化財調査報告
Series Number 57
Author
Editorial Organization
新発田市教育委員会
Publisher
新発田市教育委員会
Publish Date 20180320
Publisher ID 15206
ZIP CODE 9592323
TEL 0254229534
Aaddress 新潟県新発田市乙次281番地2
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 板山館跡
Site Name Transcription いたやまやかたあと
Order in book
Address 新潟県新発田市板山字舘ノ越2279番1ほか
Address Transcription にいがたけんしばたしいたやまあざたてのこし2279ばん1ほか
City Code 15206
Site Number 96
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 375414.40
East Longitude (WGS) 1392423.50
Dd X Y 37.904 139.406527
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20130529-20131225
Research Space
1878
Research Causes 県営担い手育成基盤整備事業(加治川右岸地区)
OverView
Site Type
集落
城館
Main Age
室町
戦国
安土桃山
江戸
Main Features
掘立柱建物
竪穴建物
柵列
井戸
土坑
杭列
川跡
Main Foundings
中世土師器
青磁
白磁
青花
中国陶器
瀬戸美濃焼
珠洲焼
越前焼
信楽焼
瓦質土器
肥前系陶器
肥前系磁器
加工円盤
茶臼
粉引臼
砥石
寛永通寶
漆器
Remark 川を利用して築かれた14世紀後半から16世紀代の半町規模の方形居館で、近世には屋敷地となり、18世紀前半まで使用されていた。
Abstract 板山館跡は、標高64mの、加治川により開析された河成段丘を板山川が開析して形成した河成段丘中位面に立地している。遺跡は、方半町規模の中世の方形居館と考えられてきたが、調査の結果、河川沿いに立地することで残る三法のみに堀を掘削した中世の方形居館が、近世には屋敷地として利用されていたと判明した。
堀は上幅3.21m、底面幅0.69mの断面逆台形の箱堀で、土塁の痕跡は確認されていない。郭内からは、掘立柱建物37棟、竪穴建物1棟、柵列3列、井戸3基などを検出した。建物等は11期に渡り建て替えられ、出土遺物から、16世紀中葉頃の様相は不明であったが、14世紀後半から18世紀前半の期間に、ほぼ継続的に館または屋敷地として利用されていたことが明らかとなった。
館の主は不明だが、館の規模から小領主層の人物と考えられる。また、近世には大きな規模の建物が築かれていたため、その時代は名主や庄屋など地域の有力者層の屋敷地であったと想定される。
遺跡の場所は、かつての交通の要衝であるとともに、山から流れ出る水が平野へと流れ込む入り口にあたることから、この場所に館が築かれたと考えられる。

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