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千原遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/72163
DOI 2D code
2D Code download
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.72163
For Citation 沖縄県北谷町教育委員会 2018 『北谷町文化財調査報告書42:千原遺跡』沖縄県北谷町教育委員会
沖縄県北谷町教育委員会 2018 『千原遺跡』北谷町文化財調査報告書42
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File
※モバイル対応のPDFは解像度を下げているため、画像が粗く文章が読みにくい場合があります。
Title 千原遺跡
Participation-organizations 北谷町 - 沖縄県
Alternative せんばるいせき
Subtitle 沖縄西海岸道路北谷拡幅建設事業に係る埋蔵文化財発掘調査事業(平成25年度)
Volume
Series 北谷町文化財調査報告書
Series Number 42
Author
Editorial Organization
沖縄県北谷町教育委員会
Publisher
沖縄県北谷町教育委員会
Publish Date 20180319
Publisher ID 473260
ZIP CODE 9040192
TEL 0989363159
Aaddress 沖縄県中頭郡北谷町字桑江226番地
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 千原遺跡
Site Name Transcription せんばるいせき
Order in book 1
Address 沖縄県北谷町字浜川小字千原
Address Transcription おきなわけんちゃたんちょうあざはまがわこあざせんばる
City Code 473260
Site Number
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 261936.65
East Longitude (WGS) 1274515
Dd X Y 26.326847 127.754166
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20131212-20140327
Research Space
427
Research Causes 国道拡幅
OverView
Site Type
Main Age
近世(細分不明)
グスク
Main Features
溝状遺構
ピット群
土坑
不明遺構
Main Foundings
沖縄産陶器
施釉
無釉
陶質土器
輸入陶磁器
染付
青磁
白磁
褐釉
本土産陶磁器
瓦質土器
滑石製品
煙管
金属製品
石器
石製品
貝製品
Remark
Site Type
Main Age
近世(細分不明)
Main Features
ブタ埋葬遺構
タカラガイ集積遺構
Main Foundings
沖縄産陶器
施釉
無釉
陶質土器
輸入陶磁器
染付
青磁
白磁
褐釉
半練土器
本土産陶磁器
瓦質土器
貝塚時代後期~グスク時代の土器
カムィヤキ
土製品
円盤状製品
銭貨
金属製品
石器
石製品
骨製品
貝製品
鉄滓
焼土
Remark 埋葬ブタ骨試料:137±18BP
Site Type
Main Age
近代(細分不明)
Main Features
方形石組遺構
石列
Main Foundings
沖縄産陶器
施釉
無釉
陶質土器
輸入陶磁器
青磁
白磁
染付
本土産陶磁器
瓦質土器
円盤状製品
金属製品
石製品
Remark
Abstract  千原遺跡は平成9年度の試掘調査で発見され、国道拡幅に伴い平成25年度に緊急発掘調査が行われた。試掘時にはグスク時代の遺跡と捉えられていたが、今回の調査では同時期を示す明確な遺物包含層や遺構は確認できなかった。
 遺物包含層は大別して近代と近世の2期があり遺構もおおむね対応する。各包含層からはグスク時代の輸入陶磁器が出土し、総遺物量の約30%を占めることから、近世以降の活動によってグスク時代のオリジナルな遺物包含層や遺構が攪乱されたと判断した。量的に多い遺物に沖縄産陶器・輸入陶磁器・本土産磁器が挙げられる。その他、焼土や鉄滓・鍛造資料が見られ、付近には鍛冶関係遺構の存在が推察される。五銖銭や無文銭も鍛冶関連の遺物と考えられる。
 遺構は、溝状遺構・ピット群・土坑・不明遺構を地山直上の砂層で検出。その他、ブタ埋葬遺構や方形石組遺構を確認した。特筆すべき遺構に、近世のタカラガイ集積遺構が挙げられる。ハナビラダカラを主とする1,862個もの生貝が集中し、サイズや種などから交易品のストックと考えられる。県内でもほとんど事例が無いため今後の類例増加が待たれる。

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