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Prefecture List > All Prefecture > 梅川筋改修事業遺跡発掘調査報告

梅川筋改修事業遺跡発掘調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/130042
DOI 2D code
2D Code download
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.130042
For Citation 福島県教育委員会他 2022 『福島県文化財調査報告書554:梅川筋改修事業遺跡発掘調査報告』福島県教育委員会他
福島県教育委員会他 2022 『梅川筋改修事業遺跡発掘調査報告』福島県文化財調査報告書554
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File
Title 梅川筋改修事業遺跡発掘調査報告
Participation-organizations 福島県教育委員会 - 福島県
Store Page https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70017a/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
Alternative うめかわすじかいしゅうじぎょういせきはっくつちょうさほうこく
Subtitle
Volume 1
Series 福島県文化財調査報告書
Series Number 554
Author
Editorial Organization
福島県教育委員会
福島県土木部
Publisher
福島県教育委員会
福島県土木部
Publish Date 20220325
Publisher ID 070009
ZIP CODE 9608688
TEL 0245211111
Aaddress 福島県福島市杉妻町2-16
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 大毛内B遺跡
Site Name Transcription だいもううちびーいせき
Order in book
Address 福島県相馬市大曲字大毛内
Address Transcription ふくしまけんそうましおおまがりあざだいもううち
City Code 072095
Site Number 0218
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 374729
East Longitude (WGS) 1405617
Dd X Y 37.791388 140.938055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20200914-20210210
Research Space
800
Research Causes 河川改修(梅川筋河川整備事業)に伴う記録保存調査
OverView
Site Type
集落
Main Age
古墳
平安
中世(細分不明)
Main Features
竪穴住居跡
柱穴列跡
溝跡
遺物包含層
Main Foundings
掘立柱建物跡
土坑
小穴
Remark 梅川左岸に立地する古墳時代前期、同中期~後期初頭、同終末期、平安時代(9~10世紀)、中世の複合遺跡。
Abstract  大毛内B遺跡は、相馬市の低地の沖積地を東流する梅川の左岸に位置する集落である。
 調査の結果、古墳時代前期、同中期~後期初頭、同終末期、平安時代(9~10世紀)、中世の複合遺跡であることが判明した。
 古墳時代前期の遺構としては、竪穴住居跡1軒と土坑1基を確認した。調査区の周囲に同時期の遺構が広がる可能性はある。
 古墳時代中期~後期初頭の遺構としては、竪穴住居跡1軒を確認した。住居跡内からは支脚の上に土師器が被せられていた状況や多数の手づくね土器を確認しており、カマドまたは住居廃絶時に関わる祭祀が行われていたと考える。
 古墳時代終末期の遺構としては、竪穴住居跡3軒、土坑2基を確認した。
 平安時代~中世前半の遺構としては、竪穴住居跡11軒、土坑17基、溝跡13条、小穴135基を確認した。5号住居跡からは銅椀や白磁が出土したことが特筆される。出土遺物から見て、当該期の集落の一部の住居跡が一般的な集落跡の住居跡とは異なる性格を有していたと想定される。
 中世後半の遺構としては、掘立柱建物跡1棟、柱穴列跡3列、土坑21基、溝跡4条、小穴266基を確認した。建物跡の柱穴底面では粉砕された貝殻が敷かれている状況を確認できた。建物跡の柱穴から出土した貝殻に対して放射性炭素年代測定を行ったところ、15世紀半ばから16世紀後半の年代がでている。

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