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港区圓福寺跡遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/143727
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.143727
引用表記 公益財団法人 東京都教育支援機構 東京都埋蔵文化財センター 2025 『東京都埋蔵文化財センター調査報告390:港区圓福寺跡遺跡』公益財団法人 東京都教育支援機構 東京都埋蔵文化財センター
公益財団法人 東京都教育支援機構 東京都埋蔵文化財センター 2025 『港区圓福寺跡遺跡』東京都埋蔵文化財センター調査報告390
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Title 港区圓福寺跡遺跡
Participation-organizations (公財)東京都教育支援機構東京都埋蔵文化財センター - 東京都
Alternative みなとくえんぷくじあといせき
Subtitle (仮称)愛宕山周辺地区(F・G 地区)市街地再開発事業に伴う埋蔵文化財発掘調査
Volume
Series 東京都埋蔵文化財センター調査報告
Series Number 390
Author
Editorial Organization
公益財団法人 東京都教育支援機構 東京都埋蔵文化財センター
Publisher
公益財団法人 東京都教育支援機構 東京都埋蔵文化財センター
Publish Date 20250831
Publisher ID 13224
ZIP CODE 2060033
TEL 0423748044
Aaddress 東京都多摩市落合一丁目 14 番 2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
所収論文
Site
Site Name 港区圓福寺跡遺跡
Site Name Transcription みなとくえんぷくじあといせき
Order in book
Address 東京都港区愛宕一丁目7ほか
Address Transcription とうきょうとみなとくあたごいっちょうめ7ほか
City Code 13103
Site Number 212
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 353951.3
East Longitude (WGS) 1394456.4
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.66425 139.749
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20201221-20241007
Research Space
3202
Research Causes (仮称)愛宕山周辺地区(F・G 地区)市街地再開発事業
OverView
Site Type
散布地
Main Age
縄文
Main Features
土坑
Main Foundings
縄文土器
石器
大型木材
Remark
Site Type
散布地
Main Age
弥生
Main Features
土坑
ピット
Main Foundings
弥生土器
Remark
Site Type
散布地
Main Age
古墳
古代(細分不明)
Main Features
土坑
ピット
Main Foundings
土師器
須恵器
管状土錘
Remark
Site Type
散布地
Main Age
中世(細分不明)
Main Features
土坑
Main Foundings
板碑
Remark
Site Type
社寺
Main Age
近世(細分不明)
Main Features
地鎮遺構
礎石建物
石組遺構
木組遺構
瓦埋設
埋甕
池跡
井戸跡
焼土跡
胞衣皿埋納遺構
瓦溜り
貝堆積遺構
土坑
大型土坑
木製品・木材廃棄土坑
ピット
便所甕
Main Foundings
陶磁器
土器
ミニチュア
土製品
石塔
石製品
金属製品
銭貨
ガラス製品
骨角製品
漆器
木製品
動物遺体
Remark
Abstract  発掘調査の結果、当初の予想どおり、江戸時代に存在した圓福寺に関連する遺構・遺物が多数検出されたが、それらに加え、中世以前、古くは縄文時代に遡る遺構・遺物も検出された。
 圓福寺関連の遺構は、建物の礎石・柱穴、排水用の石組溝・素掘り溝、庭園の池、井戸、土坑、地鎮遺構など、遺物は陶磁器・土器、瓦、金属製品、銭貨、漆器・木製品、ガラス製品、石塔、石製品、動物遺体(馬の骨他)、貝殻などである。特に注目されるのは地鎮遺構で、宝瓶、輪宝、独鈷といった銅製品の他、土器皿、五色玉と考えられる小石が出土した。年代は 17 世紀後半以降と考えられ、圓福寺関連の建物を建てる際、地鎮めのための儀礼に伴い埋納されたと考えられる。
 中世については、板碑が数点出土している。出土した板碑の中には、文明 6 年(1474 年)の年号が刻まれたものもあり、資料としては貴重である。
 古墳時代から古代については、土師器、須恵器の他、管状の土錘が 40 点以上出土しており、当時、漁撈活動が活発に行われていたことが分かる。
 弥生時代については、土坑やピットが検出され、当該期の器形の分かる甕や赤彩の壺等が出土している。
 縄文時代については、早期から晩期にかけての土器が出土した他、大型木材も出土している。この大型
木材は長さ約4m、幅約1m、深さ約 30㎝の細長い楕円形に掘削された穴に据えられていた。
 発掘調査の結果、港区圓福寺跡遺跡及びその周辺地区は、江戸時代はもとより、古くは縄文時代から、人々の生活の場として利用されていたことが明らかになった。

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