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平ノ前遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/54316
DOI 2D code
2D Code download
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.54316
For Citation 島根県教育庁埋蔵文化財調査センター 2016 『一般国道9 号(大田静間道路)改築工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書2:平ノ前遺跡』島根県教育委員会
島根県教育庁埋蔵文化財調査センター 2016 『平ノ前遺跡』一般国道9 号(大田静間道路)改築工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書2
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File
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Title 平ノ前遺跡
Participation-organizations 島根県教育庁 - 島根県
Store Page https://www.pref.shimane.lg.jp/life/bunka/bunkazai/kyokai/syuppannbutu.html
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
Alternative ひらのまえいせき
Subtitle
Volume
Series 一般国道9 号(大田静間道路)改築工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
Series Number 2
Author
Editorial Organization
島根県教育庁埋蔵文化財調査センター
Publisher
島根県教育委員会
Publish Date 20160315
Publisher ID
ZIP CODE 6900131
TEL 0852368608
Aaddress 島根県松江市打出町33 番地
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 平ノ前遺跡
Site Name Transcription ひらのまえいせき
Order in book
Address 島根県大田市静間町
Address Transcription しまねけんおおだししずまちょう
City Code 32205
Site Number A388
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 351215
East Longitude (WGS) 1322802
Dd X Y 35.204166 132.467222
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20160512-20161213
20171025-20171228
Research Space
3100
520
Research Causes 道路建設
OverView
Site Type
集落
Main Age
弥生
古墳
古代(細分不明)
中世(細分不明)
Main Features
溝状遺構
祭祀跡
竪穴建物
掘立柱建物
総柱建物
Main Foundings
弥生土器
木製品
石製品
金銅製歩揺付空玉
ミニチュア土器
須恵器模倣土師器
土師器
須恵器
土製品
玉類
獣骨
石器
陶磁器
Remark 水利施設を伴う灌漑水路を検出。古墳時代後期の溝状遺構で特徴的な遺物が出土する祭祀跡を検出。大型掘立柱建物、総柱建物などの建物群を検出。
Abstract 本書は平成28・29 年度に実施した平ノ前遺跡の調査成果を収録している。本遺跡は大田市を南北に流れる静間川の河口域に位置する弥生時代から古代にかけての複合遺跡である。弥生時代では、弥生時代中期末から後期前葉にかけて機能した水利施設を伴う灌漑水路を検出した。古墳時代では、古墳時代前期及び後期の竪穴建物を検出し、後期の竪穴建物1 棟では平野部で検出例の少ない造り付け竈を確認した。古墳時代後期の溝状遺構からは多量の土器廃棄や玉類などの祭祀遺物が出土し、特に金銅製歩揺付空玉の出土は、首長層による祭祀への関与を強くうかがわせる。また、大型掘立柱建物や総柱建物などの建物群を検出した。梁行3 間の大形堀立柱建物は古墳時代終末期における県内最大規模の建物であり官衙的性格が看取される。出土遺物には北部九州の黒色磨研土器や玉作関連遺物、鍛冶関連遺物などがあり、対外交流や生産の拠点的な集落であったと考えられる。

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