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和田岩坪遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/131522
DOI 2D code
2D Code download
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.131522
For Citation 公益財団法人和歌山県文化財センター 2022 『和田岩坪遺跡』公益財団法人和歌山県文化財センター
公益財団法人和歌山県文化財センター 2022 『和田岩坪遺跡』
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File
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Title 和田岩坪遺跡
Participation-organizations (公財)和歌山県文化財センター - 和歌山県
Alternative わだいわつぼいせき
Subtitle 和歌山平野農地防災事業 名草排水機場建設工事に伴う発掘調査報告書
Volume
Series
Series Number
Author
Editorial Organization
公益財団法人和歌山県文化財センター
Publisher
公益財団法人和歌山県文化財センター
Publish Date 20220228
Publisher ID 302015
ZIP CODE 6408301
TEL 0734723710
Aaddress 和歌山県和歌山市岩橋1263番地の1
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 和田岩坪遺跡
Site Name Transcription わだいわつぼいせき
Order in book
Address 和歌山県和歌山市和田
Address Transcription わかやまけんわかやましわだ
City Code 302015
Site Number 302
North Latitude (JGD) 341220
East Longitude (JGD) 1351220
North Latitude (WGS)
East Longitude (WGS)
Dd X Y 34.2089 135.2028
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20181022-20190308
Research Space
921.0
Research Causes 和歌山平野農地防災事業名草排水機場建設工事
OverView
Site Type
集落
Main Age
弥生
古墳
鎌倉
江戸
Main Features
土坑
柱穴
自然流路
柵状遺構
水溜
区画溝
Main Foundings
弥生土器
土製品
石製品
須恵器
瓦器
土師器
陶磁器
Remark 【弥生時代】前期の弥生土器は、県内でも古い段階に位置付けることができ、当該期の生活様相を探る点において注目される。
【古墳時代】自然流路の上位の堆積層から古墳時代の須恵器・土師器がまとまって出土した。明確な遺構は検出
できていない。
【鎌倉時代】当該期の遺構・遺物は、少ないながらもまとまりがある。しかし、生活域の範囲が不明瞭である。
【江戸時代】遺物全体の中では、非常に少ない比率を占める。当該期の生活域の様相が不明である。
Abstract  調査では、大きく西側地区の1区と東側地区の2区で様相を異にすることが明らかとなった。西側地区の1区の大半が下位層の弥生時代前期~後期の遺物を含む埋積に始まり、最終埋積が鎌倉時代もしくはこれに近似する時期となる自然流路(河川)の範囲に当たり、東側地区の2区が弥生時代前期の生活域を含みつつ、主体は鎌倉時代の生活痕跡となる。
 和田岩坪遺跡周辺は、従来の地理的な理解では低湿なラグーン性低地という生活域の存在の可能性が低いものであった。しかし、今回の調査では、弥生時代前期ないしは鎌倉時代の生活痕跡の存在が明らかとなった。また、地理的な理解の中で読み解かれていなかった南北方向に流向する自然流路(河川)も検出された。
 また、西側の自然流路( 河川) が東側と同じような平坦地になるのが鎌倉時代もしくはこれに近似する時期に入ってからであることも判明してきた。このことは、文献史料等から指摘されている和田川の築堤と当地域一帯の土地開発の時期と関係してくるものと思われる。

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