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Prefecture List > 奈良県 > 橿原市 > 新堂遺跡

新堂遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/122600
DOI 2D code
2D Code download
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.122600
For Citation 橿原市教育委員会 2021 『橿原市埋蔵文化財調査報告17:新堂遺跡』橿原市教育委員会
橿原市教育委員会 2021 『新堂遺跡』橿原市埋蔵文化財調査報告17
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File
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Title 新堂遺跡
Participation-organizations 橿原市 - 奈良県
Alternative しんどういせき
Subtitle 京奈和自動車道「御所区間」建設に伴う発掘調査報告書
Volume 5
Series 橿原市埋蔵文化財調査報告
Series Number 17
Author
Editorial Organization
橿原市教育委員会
Publisher
橿原市教育委員会
Publish Date 20210930
Publisher ID 29205
ZIP CODE 634-0826
TEL 0744-22-4001
Aaddress 奈良県橿原市川西町858-1
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 新堂遺跡
Site Name Transcription しんどういせき
Order in book
Address 奈良県橿原市東坊城町
Address Transcription ならけんかしはらしひがしぼうじょうちょう
City Code 29205
Site Number 14C545A
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 342945
East Longitude (WGS) 1354539
Dd X Y 34.495833 135.760833
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20071109-20080324
Research Space
1800
Research Causes 京奈和自動車道建設
OverView
Site Type
集落
その他の生産遺跡
Main Age
縄文
弥生
古墳
平安
鎌倉
Main Features
河道
竪穴建物
井戸
土壙墓
Main Foundings
弥生土器
土師器
須恵器
製塩土器
瓦器
Remark
Abstract 古墳時代初頭、古墳時代中期、中世を中心とする時期の遺構・遺物が存在することを確認している。
 古墳時代初頭は庄内式期最古段階から布留0 式期頃にかけての遺構が存在する。調査区東辺沿いに南北方向の大型河道が存在し、その西岸に遺構が形成される。この河道は布留1式期には埋没している。庄内式期古段階の土坑や溝には多数の土器が含まれるものも存在する。庄内式期新段階には竪穴建物1 棟が建てられる。一辺約6m のやや大型の方形建物で、建物周辺にも関連すると考えられる土坑や溝が存在する。この建物の廃絶後、布留0式期に新たな溝が掘削される等、調査地周辺の利用が継続する。新堂遺跡における古墳時代初頭の遺構・遺物は、今回の調査地から最も多く発見されており貴重な成果である。
 古墳時代中期には土坑や溝等の遺構が存在する。これらの遺構の時期は中期後半が主であるが、一部に中期前半の遺物を含む点は近辺での調査成果と同様である。
 平安時代後期から鎌倉時代初頭にかけての時期には掘立柱建物、井戸、土坑、土坑墓、ピット群が形成される。詳細時期の分かる遺構は少ないが多くは12 世紀の遺構である可能性が高い。その後、鎌倉時代初頭のうちに耕作地としての利用が主となる。
 古墳時代中期と中世の遺構は、東に隣接する地点での調査(橿教委2005-4 次調査『新堂遺跡Ⅱ』)で同時期の遺構・遺物を多数確認しており、その縁辺部にあたると理解できる。

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