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讃良郡条里遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/65569
DOI 2D code
2D Code download
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.65569
For Citation 財団法人大阪府文化財センター 2009 『(財)大阪府文化財センター調査報告書188:讃良郡条里遺跡』財団法人大阪府文化財センター
財団法人大阪府文化財センター 2009 『讃良郡条里遺跡』(財)大阪府文化財センター調査報告書188
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=徹(編集)|last=森本|first2=真澄|last2=市来|first3=裕也|last3=辻本|first4=康男|last4=辻|first5=敦|last5=高橋|first6=真史|last6=丸山|first7=咲|last7=中野|title=讃良郡条里遺跡|origdate=2009-03-31|date=2009-03-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/65569|location=大阪府堺市南区竹城台3丁21番4号|ncid=BA6764539X|doi=10.24484/sitereports.65569|series=(財)大阪府文化財センター調査報告書|volume=188}} 閉じる
File
※モバイル対応のPDFは解像度を下げているため、画像が粗く文章が読みにくい場合があります。
Title 讃良郡条里遺跡
Participation-organizations 大阪府文化財センター - 大阪府
Store Page https://www.occh.or.jp/?s=book
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
Alternative さらぐん じょうり いせき
Subtitle 一般国道1号バイパス(大阪北道路)・第二京阪道路建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
Volume 9 : 本文編 図版編
Series (財)大阪府文化財センター調査報告書
Series Number 188
Author
Editorial Organization
財団法人大阪府文化財センター
Publisher
財団法人大阪府文化財センター
Publish Date 20090331
Publisher ID
ZIP CODE 5900105
TEL 0722998791
Aaddress 大阪府堺市南区竹城台3丁21番4号
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 讃良郡条里遺跡
Site Name Transcription さらぐんじょうりいせき
Order in book
Address 寝屋川市新家2丁目
Address Transcription ねやがわししんげ2ちょうめ
City Code 27215
Site Number 36
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 344451
East Longitude (WGS) 1353740
Dd X Y 34.7475 135.627777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20030417-20051031
20060830-20070221
Research Space
16125
1500
Research Causes 道路建設
OverView
Site Type
田畑
Main Age
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
Main Features
畦畔
島畑
Main Foundings
土師器
瓦器
須恵器
瓦質土器
黒色土器
緑釉陶器
埴輪
石製品
Remark
Site Type
集落
Main Age
奈良
Main Features
掘立柱建物
ピット
井戸
土坑
土器埋納遺構
Main Foundings
土師器
須恵器
Remark 微高地上の小規模な居住域
Site Type
集落
Main Age
古墳
Main Features
掘立柱建物
ピット
井戸
土坑
流路
土器埋納遺構
杭列(堰・土橋)
Main Foundings
須恵器
土師器
石製品
韓式系土器
鉄製品
滑石製玉類
ガラス玉
木製品
動物遺体
Remark 古墳中期~後期
微高地上の小規模な居住域
流路からの多量の遺物の出土
Site Type
集落
田畑
Main Age
弥生
Main Features
流路
水田
ピット
杭列(堰)
Main Foundings
弥生土器
石器
木製品
Remark 弥生中期
重層する水田域
居住域の縁辺
Abstract  弥生時代には4面の遺構面があり、それぞれに堆積層の上面に水田を造成し、耕作域とした。水田造成前の一時期に微高地縁辺の居住域として利用された可能性がある。
 古墳時代中期~後期にかけては、弥生時代の堆積層により形成された微高地上に小規模な居住域が形成された。掘立柱建物と井戸から構成され、井戸には倉庫扉を転用したものがある。低地部分に流れる流路には多量の遺物が投棄される。流路出土木製品には農工具類のほか、後輪、鐙といった馬具があり、ウマ遺体の出土とともに調和的である。鉄製品には短剣、長頸鏃、釣針などがあり、良好な遺存状態を保つ。土馬とともに、滑石製臼玉、ガラス小玉が散布された状態が推定された。韓式系土器の出土があり、渡来人とのかかわりが推測された。準構造線の部材も出土し、船や流通にかかわる性格が想起される。
 奈良時代にも小規模な居住域が営まれるが、その後、条里型地割りによる開発がなされる。
 古代~中世にかけては条里型地割りに基づく低湿な耕作域として利用されるが、近世の洪水砂により、島畑を中心とする景観に変貌する。

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