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カモイベツ遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/70379
DOI 2D code
2D Code download
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.70379
For Citation 公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター 2020 『北海道埋蔵文化財センター調査報告書364:カモイベツ遺跡』公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター
公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター 2020 『カモイベツ遺跡』北海道埋蔵文化財センター調査報告書364
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wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=明義|last=阿部|first2=興|last2=笠原|first3=康雄|last3=直江|title=カモイベツ遺跡|origdate=2020-03-19|date=2020-03-19|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/70379|location=北海道江別市西野幌685番地1|ncid=BB2989458X|doi=10.24484/sitereports.70379|series=北海道埋蔵文化財センター調査報告書|volume=364}} 閉じる
File
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Title カモイベツ遺跡
Participation-organizations (公財)北海道埋蔵文化財センター - 北海道
Alternative かもいべついせき
Subtitle 一般国道334号斜里町日の出事故対策事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書/斜里町
Volume
Series 北海道埋蔵文化財センター調査報告書
Series Number 364
Author
Editorial Organization
公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター
Publisher
公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター
Publish Date 20200319
Publisher ID
ZIP CODE 0698032
TEL 0113863231
Aaddress 北海道江別市西野幌685番地1
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name カモイベツ遺跡
Site Name Transcription かもいべついせき
Order in book
Address 北海道斜里郡斜里町峰浜311ほか
Address Transcription ほっかいどうしゃりぐんしゃりちょうみねはま311
City Code 01545
Site Number I-08-030
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 435542
East Longitude (WGS) 1444715
Dd X Y 43.928333 144.7875
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20080000-20080000
20090000-20090000
20110000-20110000
20120000-20120000
20171104-20171113
20180515-20181018
Research Space
8977
Research Causes 国道334号改良工事に伴う事前調査
OverView
Site Type
集落
Main Age
縄文
続縄文
オホーツク文化期
アイヌ文化期
Main Features
竪穴住居跡
土坑墓
石組炉
集石土坑
焼土群
ベンガラ製作址
竪穴
貝・骨ブロック
Main Foundings
土器
石器等
石製品
ガラス玉
褐鉄鉱・ベンガラ
動物遺存体(貝・魚骨・獣骨)
骨角器(銛頭ほか)
木製品(柱痕・樹皮ほか)
金属製品(鉄斧・鎌・鉄鍋・釘・煙管ほか))
Remark 調査面積1695㎡(総計8977㎡)
続縄文では、ガラス玉が副葬された墓、ベンガラ製作関連の遺構・遺物
オホーツク文化では、竪穴住居跡群
アイヌ文化期では、近世の貝・骨のブロック
Abstract  カモイベツ遺跡は、知床半島基部、斜里町市街地から東に約10㎞に位置し、オホーツク海沿岸の標高3~6mの海岸砂丘上に立地する。これまでに2008・2009・2011・2012年の4次にわたり、斜里町教育委員会が発掘調査を実施し、続縄文時代宇津内Ⅱa式期~後北C2・D式期とオホーツク文化刻文期を主体とする集落跡・遺物包含層が確認された。続縄文時代では、宇津内Ⅱa式期のベンガラ製作にかかわる遺構・遺物、後北C2・D式期の追葬(または再葬)された墓が特徴的である。オホーツク文化期では、竪穴住居群の炉からサケ科の魚骨や中小型陸獣を主体とする骨片が顕著にみられるなど、該期の周辺遺跡とは異なる生業活動の痕跡を示している。(なお当報告書はこれらの内容も合わせて報告している。)
2017年の測量調査を経て、2018年に当センターが残りの範囲の調査を行った。その結果、後北C2・D式期の(平地)住居跡および焼土群、オホーツク文化刻文期の小型の竪穴や集石土坑、アイヌ文化期の捨て場・送り場である貝・骨ブロック群を検出し、各期の遺物が出土した。
 縄文海進以降の砂丘の形成・発達に伴い、遺跡形成範囲が移行する様相がうかがえる。

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