奈良文化財研究所 ホーム
Search
List
Others
おすすめ
report count (with pdf)
41485 reports
( Participation 759 Orgs )
report count
132562 reports
( compared to the privious fiscal year + 1888 reports )
( Participation 1918 Orgs )
site summary count
147727 reports
( compared to the privious fiscal year + 2285 reports )
Article Collected
120638 reports
( compared to the privious fiscal year + 1645 reports )
video count
1314 reports
( compared to the privious fiscal year + 130 reports )
( Participation 118 Orgs )
Event Collected
1263 reports
( compared to the privious fiscal year + 214 reports )
※過去開催分含む
[ 展覧会 ] 2023-11-18 〜 2023-12-24 Nagano Prefecture
諏訪市

企画展「没後50年 考古学者 藤森栄一と諏訪の考古学」

考古学者の藤森栄一(1911-1973)は諏訪市上諏訪の商家に生まれ、旧制諏訪中学校(現 諏訪清陵高校)の在学中すでに考古学についての論文を発表するなど、若くして頭角を現します。大学への進学は叶わず家業を手伝いながら独力で調査や論文執筆を続けますが、考古学への思いは断ち切れず、昭和8年には諏訪を離れ東京へ上京し、森本六爾(奈良県出身の弥生時代研究者)や東京考古学会で多くの研究者仲間を得て活動します。
戦後は古書店「葦牙(あしかび)書房」、旅館「やまのや」を妻とともに経営しながら、「諏訪考古学研究所」を立ち上げて若い研究者たち、そして地域住民とともに諏訪地域の遺跡発掘を精力的に行いました。
単著や論文など生涯で600以上の文章を世に残しており、昭和21年に出版した『かもしかみち』は多くの若者に影響を与え、考古学の道へと誘うものとなりました。また、藤森や研究所が発掘や収集した考古遺物約6万点は、平成24年に国登録有形文化財に登録されています。
考古学者であり、執筆家であり、多くの後輩研究者を直接・間接に生み育てた藤森の業績と精神は現在も引き継がれています。本企画展では、藤森の生涯を振り返るとともに、関係した人物、調査研究した遺跡や考古資料などについて展示紹介します。

 ■期間:令和5年11月18日(土) ~ 12月24日(日)
 ■入館料:一般500円・小中学生150円(20名以上で団体料金 一般400円・小中学生100円)
 ■開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
 ■休館日:毎週月曜日・祝日の翌日(11月24日)


開催期間中のイベント             
 
 ■定員に達したため、すべての講演会の申込受付は終了しています(12月13日時点)。


【同時開催】すわ大昔ミニギャラリー展『没後10年 宮坂光昭 考古学と諏訪信仰』
 ■開催期間:令和5年11月18日(土) ~ 12月24日(日)
 ■展示会場:2階 常設展示室2内
 ■入館料:一般500円・小中学生150円(20名以上で団体料金 一般400円・小中学生100円)
宮坂光昭は諏訪市湯の脇生まれで藤森栄一の弟子として地元で師とともに活躍した考古学者であり郷土史研究社。藤森亡きあとは自身が諏訪を牽引した。当館に寄贈された氏の収集考古資料や写真などを展示します。
主催諏訪市博物館
連絡先
電話0266-52-7080 メールsuwamu@city.suwa.lg.jp
このエントリーをはてなブックマークに追加