古代土器研究集会「飛鳥時代の土器編年再考」
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【開催趣旨】
奈良文化財研究所が飛鳥地域の調査を始めてから、60年以上が過ぎました。5期に区分、編年した飛鳥時代の土器は年代決定の根拠となっていますが、詳細な年代を推定することが可能な資料も増加しており、土器編年の年代観の見直しとともに、新出の資料をこれまでの枠組みの中にどのように位置づけるのか、という新たな課題も生じてきています。とりわけ、7世紀半ばから後半の土器編年観は、日本の古代国家形成期における各地の遺跡の評価に大きく関わるものです。
こうした状況を受けて、飛鳥時代の土器に関する研究集会をおこないます。7世紀後半(661年もしくは672年)のものと考えられる木簡が共伴した奈良県明日香村西橘遺跡出土土器をはじめとして、年代推定の手がかりをもつ資料の分析をふまえて、どこまで土器編年の暦年代観の精度を向上させることが可能なのか、また遺跡・遺構の性格の違いは土器群の様相にどのように現れるのか、さらには飛鳥・藤原地域の土器様相と各地の土器様相は、どこが共通していて、どこが異なっているのか、等について考えてまいります。また、関連する土器も展示しますので、実際の資料もご覧いただけます。
【日 時】
2019年7月13日(土)・14日(日)
【プログラム】
7月13日(土)
10:30 受付開始
10:30~13:00 資料見学
13:00~13:15 開会の辞
13:15~14:15 趣旨説明、基調報告:尾野善裕(奈良文化財研究所)
14:15~14:55 西橘遺跡:相原嘉之(奈良県明日香村教育委員会)
14:55~15:10 休憩
15:10~16:00 飛鳥・藤原①土師器:大澤正吾(奈良文化財研究所)
16:00~16:50 飛鳥・藤原②須恵器:森川実(奈良文化財研究所)
16:50~17:50 資料見学
7月14日(日)
9:00~ 受付開始
9:30 ~10:20 難波:佐藤隆(大阪市教育委員会)
10:20~11:10 西日本(播磨・備前):新田宏子(兵庫県立考古博物館)
11:10~11:20 休憩
11:20~12:10 東日本(屋代遺跡群):鳥羽英継(元長野県埋蔵文化財センター)
12:10~13:15 昼食・休憩・資料見学
13:15~15:15 討論 司会:金田明大(奈良文化財研究所)
15:15~15:30 閉会の辞
紙上参加 西日本(九州):山元瞭平(福岡県大野城市教育委員会)
【主 催】
独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所
【共 催】
歴史土器研究会
【会 場】
奈良文化財研究所 平城宮跡資料館 講堂(近鉄大和西大寺駅下車 北口から東へ約10分)
<ご来場には、極力公共交通機関をご利用ください>
【情報交換会】
7月13日(土)18:00~。参加費4000円程度。
*情報交換会への参加は任意です。
【定 員】
・考古学研究や埋蔵文化財調査に従事する研究者・学生向けの研究集会です。
・参加受付者数: 200名(予定)
【参加費】
・参加費2000円(資料集代を含みます)
・事前予約者には、14日(日)の昼食時に弁当(1000円)を販売いたします。
【申込方法】
・研究会参加希望の旨を、2019年6月21日(金)までにE-MAILもしくはFAXにて下記宛てお知らせください。その際、下記事項をお書き添えください。
郵便番号・住所・氏名・所属・電話番号・情報交換会の出欠・14日昼食弁当の予約の有無
・なお、参加申込MAIL・FAXにご記入いただきました内容につきましては、受付・名札作成等研究集会の事務作業以外には使用いたしません。
・E-MAIL:rekidokensympo★gmail.com(★を@に変更してください)
・FAX:0742-30-6830
・どうしてもE-MAIL・FAXをご利用いただけない場合は、問い合わせ先へ直接お電話ください。なお、事前申し込みをされていない場合は、座席の確保等ができない場合がありますので、ご承知おきください。
【お問い合わせ先】
国立文化財機構 奈良文化財研究所 都城発掘調査部 考古第二研究室 電話0742-30-6834
奈良文化財研究所が飛鳥地域の調査を始めてから、60年以上が過ぎました。5期に区分、編年した飛鳥時代の土器は年代決定の根拠となっていますが、詳細な年代を推定することが可能な資料も増加しており、土器編年の年代観の見直しとともに、新出の資料をこれまでの枠組みの中にどのように位置づけるのか、という新たな課題も生じてきています。とりわけ、7世紀半ばから後半の土器編年観は、日本の古代国家形成期における各地の遺跡の評価に大きく関わるものです。
こうした状況を受けて、飛鳥時代の土器に関する研究集会をおこないます。7世紀後半(661年もしくは672年)のものと考えられる木簡が共伴した奈良県明日香村西橘遺跡出土土器をはじめとして、年代推定の手がかりをもつ資料の分析をふまえて、どこまで土器編年の暦年代観の精度を向上させることが可能なのか、また遺跡・遺構の性格の違いは土器群の様相にどのように現れるのか、さらには飛鳥・藤原地域の土器様相と各地の土器様相は、どこが共通していて、どこが異なっているのか、等について考えてまいります。また、関連する土器も展示しますので、実際の資料もご覧いただけます。
【日 時】
2019年7月13日(土)・14日(日)
【プログラム】
7月13日(土)
10:30 受付開始
10:30~13:00 資料見学
13:00~13:15 開会の辞
13:15~14:15 趣旨説明、基調報告:尾野善裕(奈良文化財研究所)
14:15~14:55 西橘遺跡:相原嘉之(奈良県明日香村教育委員会)
14:55~15:10 休憩
15:10~16:00 飛鳥・藤原①土師器:大澤正吾(奈良文化財研究所)
16:00~16:50 飛鳥・藤原②須恵器:森川実(奈良文化財研究所)
16:50~17:50 資料見学
7月14日(日)
9:00~ 受付開始
9:30 ~10:20 難波:佐藤隆(大阪市教育委員会)
10:20~11:10 西日本(播磨・備前):新田宏子(兵庫県立考古博物館)
11:10~11:20 休憩
11:20~12:10 東日本(屋代遺跡群):鳥羽英継(元長野県埋蔵文化財センター)
12:10~13:15 昼食・休憩・資料見学
13:15~15:15 討論 司会:金田明大(奈良文化財研究所)
15:15~15:30 閉会の辞
紙上参加 西日本(九州):山元瞭平(福岡県大野城市教育委員会)
【主 催】
独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所
【共 催】
歴史土器研究会
【会 場】
奈良文化財研究所 平城宮跡資料館 講堂(近鉄大和西大寺駅下車 北口から東へ約10分)
<ご来場には、極力公共交通機関をご利用ください>
【情報交換会】
7月13日(土)18:00~。参加費4000円程度。
*情報交換会への参加は任意です。
【定 員】
・考古学研究や埋蔵文化財調査に従事する研究者・学生向けの研究集会です。
・参加受付者数: 200名(予定)
【参加費】
・参加費2000円(資料集代を含みます)
・事前予約者には、14日(日)の昼食時に弁当(1000円)を販売いたします。
【申込方法】
・研究会参加希望の旨を、2019年6月21日(金)までにE-MAILもしくはFAXにて下記宛てお知らせください。その際、下記事項をお書き添えください。
郵便番号・住所・氏名・所属・電話番号・情報交換会の出欠・14日昼食弁当の予約の有無
・なお、参加申込MAIL・FAXにご記入いただきました内容につきましては、受付・名札作成等研究集会の事務作業以外には使用いたしません。
・E-MAIL:rekidokensympo★gmail.com(★を@に変更してください)
・FAX:0742-30-6830
・どうしてもE-MAIL・FAXをご利用いただけない場合は、問い合わせ先へ直接お電話ください。なお、事前申し込みをされていない場合は、座席の確保等ができない場合がありますので、ご承知おきください。
【お問い合わせ先】
国立文化財機構 奈良文化財研究所 都城発掘調査部 考古第二研究室 電話0742-30-6834
主催独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所
連絡先
国立文化財機構 奈良文化財研究所 都城発掘調査部 考古第二研究室 電話0742-30-6834