[ 展覧会 ]
2025-10-25 〜 2026-01-11
Shiga Prefecture
湖東焼・湖南焼-華麗な赤絵の世界
permalink : https://sitereports.nabunken.go.jp/event/1677
華やかな色彩表現が魅力の赤絵は、12世紀末頃の中国・宋時代に焼造された宋赤絵にはじまり、日本には江戸時代の17世紀中頃、有田焼に伝えられました。中国から導入された赤絵は後に九谷焼や京焼などに波及し、各地で独自の発展を遂げました。九谷焼や京焼の影響を強く受けた、近江の湖東焼や湖南焼では多種多彩な赤絵作品が焼造されています。
赤絵とは、釉薬を施して高温焼成した後に文様を描き再度焼付ける技法です。素地に直接文様を描き、釉薬を施して高温焼成する釉下彩(下絵付)に対して、釉上彩(上絵付)と呼ばれています。赤だけでなく緑・黄・紫・青を含む釉上彩を指しますが、釉下彩では難しい赤を鮮やかに表現できたため、慣習的に赤絵と呼称されるようになりました。
滋賀県立陶芸の森では12月14日まで、九谷赤絵の優品を一堂に紹介する特別展「九谷赤絵の極致」を開催しています。この連携企画展ではその関連企画として、当館所蔵の湖東焼と湖南焼の華麗な赤絵の世界をご紹介します。
赤絵とは、釉薬を施して高温焼成した後に文様を描き再度焼付ける技法です。素地に直接文様を描き、釉薬を施して高温焼成する釉下彩(下絵付)に対して、釉上彩(上絵付)と呼ばれています。赤だけでなく緑・黄・紫・青を含む釉上彩を指しますが、釉下彩では難しい赤を鮮やかに表現できたため、慣習的に赤絵と呼称されるようになりました。
滋賀県立陶芸の森では12月14日まで、九谷赤絵の優品を一堂に紹介する特別展「九谷赤絵の極致」を開催しています。この連携企画展ではその関連企画として、当館所蔵の湖東焼と湖南焼の華麗な赤絵の世界をご紹介します。
主催滋賀県立陶芸の森(協力:甲賀市教育委員会)
連絡先
甲賀市土山歴史民俗資料館TEL.0748-66-1056 FAX.0748-66-1067