[ 講演会 ] 2025-12-14 Tokyo Metropolis

国分寺伽藍配置を考える

国分寺伽藍配置を考える―遺構・地形・景観と設計思想―
開催日時 2025年12月14日 12時30分~17時00分(開場12時00分)

主 催  日本学術振興会科学研究費基盤研究(B)24K00142「考古学ビッグデータの統合と3D-GISによる古代寺院立地・造営・景観論」(研究代表者:野口 淳)

会 場  東京都立多摩図書館セミナールーム1(JR中央線・武蔵野線「西国分寺」駅下車 徒歩7分:アクセス案内)
 ※ オンライン併用のハイブリッド開催です(オンラインはYoutueb Liveより配信します)。またアーカイブ配信も予定しています。
 ※ 本イベントについて会場へのお問い合わせは絶対に行なわないでください。
 ※ 会場内は飲食禁止です。ただし水筒、ペットボトルなど固くを閉めることができる容器の飲料をお飲みいただくことは可能です。持ち込みのお食事等はカフェスペースをご利用ください。

定 員  会 場:80名(申込先着順)、オンライン:150名(申込先着順)
 ※ 会場参加は、確実に来場される方のみお申し込みください。席取りのためのお申し込みは他の参加希望者のご迷惑になりますのでおやめください。都合により来場できなくなった場合は、Peatixより速やかに主催者にご連絡ください。事前連絡なしに来場されなかった場合、次回以降の参加申し込みをお断りさせていただく場合があります。
 ※ オンライン参加は、開催時間帯に確実にご視聴いただける方のみお申し込みください。なおオンラインからの質問・コメントは受付いたしません。
 ※ アーカイブ配信を予定しております。ただし登壇者のご事情により配信できない範囲もございますことを予めご了承ください。

参加費  無料
参加申込:Peatixより https://kodai3dgis04.peatix.com/view

対 象  学生、考古学・歴史学者、考古学・歴史学に関心のある方

開催趣旨
聖武天皇による天平十三年「国分寺建立の詔」により各国に建立された国分寺の伽藍配置と寺域構成は、仏教思想や政治・社会的な背景にもとづく規格・計画と、実際の地形・景観や造営者の状況などの現実的な条件の接点において作り出されたものと考えられる。その実態については、おもに考古学的な発掘調査成果にもとづき把握されてきたが、設計思想との関連を具体的に理解するための類型化や抽象化は必ずしも成功しているとは言えない。
科研費基盤研究(B)「考古学ビッグデータの統合と3D-GISによる古代寺院立地・造営・景観論」では、武蔵国分寺跡において蓄積されてきた考古学調査データの統合により古代寺院の造営の実態と背景を理解するための方法論確立を目指す。本研究集会では、そのための第一歩として、考古学・古代史・仏教思想史の視点から、研究の現状を議論し、課題を共有、これからの方向性を展望することを目指す。

プログラム
12時00分 開場
12時30分 開会挨拶
12時35分 趣旨説明・国分寺GIS-3Dデータについて(野口) ※司会:谷川遼
12時50分 報告1「国分寺の造営と立地・景観」梶原義実(名古屋大学文学部・教授)
13時20分 報告2「東アジアの寺院からみた国分寺の伽藍配置」高橋亘(早稲田大学文学学術院・助手)
13時50分 休憩
14時00分 報告3「仏教思想からみた古代寺院の伽藍配置」藤本誠(慶応義塾大学文学部・准教授)
14時30分 報告4「伽藍配置からみた国分寺造営の様相」内藤亮(日本考古学協会会員)
15時00分 休憩
15時15分 討論
 コメント(考古学)「武蔵国分寺跡における考古学調査の現状」依田亮一(国分寺市教育委員会)10分
 コメント(古代史)荒井秀規(明治大学兼任講師)10分
 リコメントと議論 パネラー:梶原、高橋、藤本、内藤、依田、荒井 ファシリテーター:野口
17時00分 閉会

その他  予稿集・資料等、会場での印刷物の頒布はありません。事前にデジタル版を共有いたしますので、そちらをご利用ください。
     ※印刷物が必要な方は各自でご準備いただきますようお願いいたします。
主催日本学術振興会科学研究費基盤研究(B)24K00142「考古学ビッグデータの統合と3D-GISによる古代寺院立地・造営・景観論」(研究代表者:野口 淳)
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