[ 展覧会 ] 2025-10-18 〜 2025-12-07 Nara Prefecture
田原本町

令和7年度企画展 田原本で米作りがはじまった時代

 弥生時代は、日本列島で稲作農耕を生活の中心として本格的に開始した時代と考えられています。特に、弥生時代前期と呼ばれる、紀元前5世紀から紀元前3世紀頃は、それまでの狩猟・採集を基本とした生活から、農耕を基本にした生活へ変化する過程で、その社会・文化要素にも変化が起こりました。
 唐古・鍵遺跡は、弥生時代を通じた生活・文化の変化が記録された遺跡で、奈良県内での稲作の開始と定着の過程を知ることのできる数少ない遺跡の一つです。本企画展では、唐古・鍵遺跡を中心に、縄文時代から弥生時代への変化を追うことで、田原本において稲作が定着していく過程を紹介します。

関連講演会
日時:11月30日(日)13時~
場所:田原本青垣生涯学習センター 1階 視聴覚室
「弥生時代研究者からみた縄文時代の終わり」 川部浩司氏(三重県埋蔵文化財センター)
「縄文時代研究者からみた弥生時代の始まり」 岡田憲一氏(奈良県文化財課)
主催田原本町教育委員会
連絡先
0744-34-7100
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