[ 講演会 ]
2025-03-29
Tokyo Metropolis
瓦研究の革新は東国古代理解に何をもたらすのか
permalink : https://sitereports.nabunken.go.jp/event/1340
開催日時 2025年3月29日 12時50分~16時45分(開場12時30分)
主 催 日本学術振興会科学研究費基盤研究(B)24K00142「考古学ビッグデータの統合と3D-GISによる古代寺院立地・造営・景観論」(研究代表者:野口 淳)
会 場 東京都立多摩図書館セミナールーム1(JR中央線・武蔵野線「西国分寺」駅下車 徒歩7分:アクセス案内)
※ オンライン併用のハイブリッド開催です(Zoomより配信します)。またアーカイブ配信も予定しています。
※ 本イベントについて会場へのお問い合わせは絶対に行なわないでください。
※ 会場内は飲食禁止です。ただし水筒、ペットボトルなど固くを閉めることができる容器の飲料をお飲みいただくことは可能です。持ち込みのお食事等はカフェスペースをご利用ください。
定 員 会 場:80名(申込先着順)、オンライン:90名(申込先着順)
※ 会場参加は、確実に来場される方のみお申し込みください。席取りのためのお申し込みは他の参加希望者のご迷惑になりますのでおやめください。都合により来場できなくなった場合は、Peatixより速やかに主催者にご連絡ください。事前連絡なしに来場されなかった場合、次回以降の参加申し込みをお断りさせていただく場合があります。
※ オンライン参加は、開催時間帯に確実にご視聴いただける方のみお申し込みください。なおオンラインからの質問・コメントは受付いたしません。
※ アーカイブ配信を予定しております。ただし登壇者のご事情により配信できない範囲もございますことを予めご了承ください。
参加費 無料
対 象 学生、考古学・歴史学者、3D計測技術に関心のある方
開催趣旨
考古学資料にもとづく古代史研究において瓦は編年・時期決定の基準となるとともに、生産流通とその背景となる社会組織に迫ることができる重要な研究対象である。近年、3D計測をはじめとするあらたな資料の検討・分析手法の導入により、年代基準としての組列の決定だけでなく、製作技法や工人集団の同定などをふまえた様式・型式理解を深める方向性が示されつつある。
科研費基盤研究(B)「考古学ビッグデータの統合と3D-GISによる古代寺院立地・造営・景観論」では、武蔵国分寺跡において蓄積されてきた考古学調査データの統合により古代寺院の造営の実態と背景を理解するための方法論確立を目指すが、そこでは遺跡・遺構の詳細時期決定だけでなく、古代寺院造営に関わる瓦生産・流通体制を俯瞰する新しい古代瓦研究方法の導入が不可欠となる。本研究集会では、最新の研究状況を議論、共有し、これからの方向性を展望することを目指す。
プログラム
12時30分 開場
12時50分 趣旨説明 野口 淳(公立小松大学次世代考古学研究センター) ※司会 寺前めぐみ(国分寺市教育委員会)
13時00分 報告1「造瓦器具からみる造瓦工人集団・工人単位(仮)」谷川 遼(橿原考古学研究所技師・早稲田大学會津八一記念博物館招聘研究員)
13時30分 報告2「笵傷研究による古代史復元の実践」新尺雅弘(大阪府教育庁文化財保護課)
14時00分 休憩
14時10分 報告3「2つの“立体”的視点から探る瓦当文様と製作技術の伝播」舘内魁生(東北大学埋蔵文化財調査室特任助教)
14時40分 報告4「新しい瓦研究のための3D計測手法とデータ標準」野口 淳(公立小松大学次世代考古学研究センター・谷川 遼
15時00分 コメント「古代瓦と三次元データの関係ー取得から利用までー」仲林篤史(京都府立大学共同研究員)
15時10分 休憩
15時20分 討論 ※ファシリテーター:野口
15時20分 コメント(考古学) 梶原義実(名古屋大学大学院文学研究科)
15時30分 コメント(古代史) 十川陽一(慶應義塾大学文学部)
15時40分 リコメントと議論
16時45分 閉会
その他 予稿集・資料等、会場での印刷物の頒布はありません。事前にデジタル版を共有いたしますので、そちらをご利用ください。
※印刷物が必要な方は各自でご準備いただきますようお願いいたします。
会場入り口手前は東山道武蔵路の保存区域です。すぐ近くに遺構の露出展示施設もあります。
国分寺市武蔵国分寺資料館は会場から徒歩11分です(開館時間:9時~17時)
国史跡武蔵国分寺跡・武蔵国分尼寺跡も近くです
※ カバー画像出典 武蔵国分寺跡出土鐙瓦 1964年調査 七重塔跡(ムS39~41塔66 1964.6.8 No.2)3Dデータ:国分寺市ふるさと文化財課 on Sketchfab
主 催 日本学術振興会科学研究費基盤研究(B)24K00142「考古学ビッグデータの統合と3D-GISによる古代寺院立地・造営・景観論」(研究代表者:野口 淳)
会 場 東京都立多摩図書館セミナールーム1(JR中央線・武蔵野線「西国分寺」駅下車 徒歩7分:アクセス案内)
※ オンライン併用のハイブリッド開催です(Zoomより配信します)。またアーカイブ配信も予定しています。
※ 本イベントについて会場へのお問い合わせは絶対に行なわないでください。
※ 会場内は飲食禁止です。ただし水筒、ペットボトルなど固くを閉めることができる容器の飲料をお飲みいただくことは可能です。持ち込みのお食事等はカフェスペースをご利用ください。
定 員 会 場:80名(申込先着順)、オンライン:90名(申込先着順)
※ 会場参加は、確実に来場される方のみお申し込みください。席取りのためのお申し込みは他の参加希望者のご迷惑になりますのでおやめください。都合により来場できなくなった場合は、Peatixより速やかに主催者にご連絡ください。事前連絡なしに来場されなかった場合、次回以降の参加申し込みをお断りさせていただく場合があります。
※ オンライン参加は、開催時間帯に確実にご視聴いただける方のみお申し込みください。なおオンラインからの質問・コメントは受付いたしません。
※ アーカイブ配信を予定しております。ただし登壇者のご事情により配信できない範囲もございますことを予めご了承ください。
参加費 無料
対 象 学生、考古学・歴史学者、3D計測技術に関心のある方
開催趣旨
考古学資料にもとづく古代史研究において瓦は編年・時期決定の基準となるとともに、生産流通とその背景となる社会組織に迫ることができる重要な研究対象である。近年、3D計測をはじめとするあらたな資料の検討・分析手法の導入により、年代基準としての組列の決定だけでなく、製作技法や工人集団の同定などをふまえた様式・型式理解を深める方向性が示されつつある。
科研費基盤研究(B)「考古学ビッグデータの統合と3D-GISによる古代寺院立地・造営・景観論」では、武蔵国分寺跡において蓄積されてきた考古学調査データの統合により古代寺院の造営の実態と背景を理解するための方法論確立を目指すが、そこでは遺跡・遺構の詳細時期決定だけでなく、古代寺院造営に関わる瓦生産・流通体制を俯瞰する新しい古代瓦研究方法の導入が不可欠となる。本研究集会では、最新の研究状況を議論、共有し、これからの方向性を展望することを目指す。
プログラム
12時30分 開場
12時50分 趣旨説明 野口 淳(公立小松大学次世代考古学研究センター) ※司会 寺前めぐみ(国分寺市教育委員会)
13時00分 報告1「造瓦器具からみる造瓦工人集団・工人単位(仮)」谷川 遼(橿原考古学研究所技師・早稲田大学會津八一記念博物館招聘研究員)
13時30分 報告2「笵傷研究による古代史復元の実践」新尺雅弘(大阪府教育庁文化財保護課)
14時00分 休憩
14時10分 報告3「2つの“立体”的視点から探る瓦当文様と製作技術の伝播」舘内魁生(東北大学埋蔵文化財調査室特任助教)
14時40分 報告4「新しい瓦研究のための3D計測手法とデータ標準」野口 淳(公立小松大学次世代考古学研究センター・谷川 遼
15時00分 コメント「古代瓦と三次元データの関係ー取得から利用までー」仲林篤史(京都府立大学共同研究員)
15時10分 休憩
15時20分 討論 ※ファシリテーター:野口
15時20分 コメント(考古学) 梶原義実(名古屋大学大学院文学研究科)
15時30分 コメント(古代史) 十川陽一(慶應義塾大学文学部)
15時40分 リコメントと議論
16時45分 閉会
その他 予稿集・資料等、会場での印刷物の頒布はありません。事前にデジタル版を共有いたしますので、そちらをご利用ください。
※印刷物が必要な方は各自でご準備いただきますようお願いいたします。
会場入り口手前は東山道武蔵路の保存区域です。すぐ近くに遺構の露出展示施設もあります。
国分寺市武蔵国分寺資料館は会場から徒歩11分です(開館時間:9時~17時)
国史跡武蔵国分寺跡・武蔵国分尼寺跡も近くです
※ カバー画像出典 武蔵国分寺跡出土鐙瓦 1964年調査 七重塔跡(ムS39~41塔66 1964.6.8 No.2)3Dデータ:国分寺市ふるさと文化財課 on Sketchfab
主催日本学術振興会科学研究費基盤研究(B)24K00142「考古学ビッグデータの統合と3D-GISによる古代寺院立地・造営・景観論」(研究代表者:野口 淳)
連絡先
atsushi.noguchi[at]komatsu-u.ac.jp