シンポジウム「東アジア冶金史学の開拓」
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【開催趣旨】
中国においては、人類の冶金の歴史を考古学・文化財科学双方から検討を行う「冶金史学」がメジャーな研究分野として確立し、とくに近年、土製鋳型に関する進展が著しい。一方、日本においては砥石や羽口といった冶金関連遺物の研究に蓄積があり、土製鋳型についても新たな研究手法も試みられている。
本シンポジウムでは日中双方の研究蓄積を共有にもとづく「東アジア冶金史学」の構築を視野に入れ、考古学・文化財科学・実験的手法による研究成果を紹介する。
【日時】
2024年6月8日(土) 13時から17時(12時半開場)
【場所】
奈良文化財研究所平城宮跡資料館講堂
対面・オンライン併用(ZOOM同時通訳機能を用いた通訳あり)
【プログラム】
13:00 趣旨説明
第一部 土製鋳型研究
13:10 蘇栄誉(中国科学院自然科学史研究所)「塊笵法と商周青銅器生産の構成(块笵法与商周青銅器生産的格局)」
13:30 苟歓(北京大学芸術学院)「侯馬銅器的外笵制作工芸研究」
13:50~14:00 休憩
14:00 三船温尚(富山大学)「3D計測データ解析による古代中国青銅器の原型と鋳型の製作技法検討」
14:20 長柄毅一(富山大学)「鋳型通気度と鋳造欠陥の関係について-鋳造シミュレーション-による欠陥予測」
14:40 村田泰輔(奈良文化財研究所)・丹羽崇史(奈良文化財研究所)「日本所在中国青銅器・銭貨鋳型に関するX線CT調査」
15:00~15:10 休憩
第二部 冶金関連遺物研究
15:10 森貴教(新潟大学)「砥石組成からみた手工業生産―冶金・鍛冶関連遺跡出土砥石の検討―」
15:30 丹羽崇史「冶金関連遺物からみた東アジア熔銅技術の変遷」
15:50~16:00 休憩
討論
16:00~16:55
16:55~17:00 閉会挨拶
【申込先】
下記アドレス宛に6月5日までに➀氏名、②所属、③連絡先、④会場参加・オンライン参加のいずれか、を記入の上、申し込みください。
Eメールアドレス:niwa-t65☆nich.go.jp(☆を@に変更してください)
中国においては、人類の冶金の歴史を考古学・文化財科学双方から検討を行う「冶金史学」がメジャーな研究分野として確立し、とくに近年、土製鋳型に関する進展が著しい。一方、日本においては砥石や羽口といった冶金関連遺物の研究に蓄積があり、土製鋳型についても新たな研究手法も試みられている。
本シンポジウムでは日中双方の研究蓄積を共有にもとづく「東アジア冶金史学」の構築を視野に入れ、考古学・文化財科学・実験的手法による研究成果を紹介する。
【日時】
2024年6月8日(土) 13時から17時(12時半開場)
【場所】
奈良文化財研究所平城宮跡資料館講堂
対面・オンライン併用(ZOOM同時通訳機能を用いた通訳あり)
【プログラム】
13:00 趣旨説明
第一部 土製鋳型研究
13:10 蘇栄誉(中国科学院自然科学史研究所)「塊笵法と商周青銅器生産の構成(块笵法与商周青銅器生産的格局)」
13:30 苟歓(北京大学芸術学院)「侯馬銅器的外笵制作工芸研究」
13:50~14:00 休憩
14:00 三船温尚(富山大学)「3D計測データ解析による古代中国青銅器の原型と鋳型の製作技法検討」
14:20 長柄毅一(富山大学)「鋳型通気度と鋳造欠陥の関係について-鋳造シミュレーション-による欠陥予測」
14:40 村田泰輔(奈良文化財研究所)・丹羽崇史(奈良文化財研究所)「日本所在中国青銅器・銭貨鋳型に関するX線CT調査」
15:00~15:10 休憩
第二部 冶金関連遺物研究
15:10 森貴教(新潟大学)「砥石組成からみた手工業生産―冶金・鍛冶関連遺跡出土砥石の検討―」
15:30 丹羽崇史「冶金関連遺物からみた東アジア熔銅技術の変遷」
15:50~16:00 休憩
討論
16:00~16:55
16:55~17:00 閉会挨拶
【申込先】
下記アドレス宛に6月5日までに➀氏名、②所属、③連絡先、④会場参加・オンライン参加のいずれか、を記入の上、申し込みください。
Eメールアドレス:niwa-t65☆nich.go.jp(☆を@に変更してください)
主催科学研究費JP20H01365(課題名「土製鋳型を中心とした冶金関連資料による東アジア冶金史学の構築」) 代表者:丹羽 崇史
連絡先
Eメールアドレス:niwa-t65☆nich.go.jp(☆を@に変更してください)