藤原宮跡資料室「飛鳥・藤原地区の最新の調査・研究成果」
permalink : https://sitereports.nabunken.go.jp/event/106
2016年度に飛鳥・藤原地区でおこなった、以下の発掘調査や出土遺物の調査研究成果を展示いたします。
・藤原京右京九条二・三坊、瀬田遺跡の調査(第187次)
藤原京期の大規模な施設や、大和盆地における前方後円墳の出現考えるうえで重要な弥生時代末の円形周溝墓を発見するなど、大きな成果が上がりました。
・藤原宮朝堂院の調査(第189次)
大宝元年(701)の元日朝賀で立てられた7本の幢幡の遺構を明らかにしました。古代国家形成期の画期的一場面を、具体的に知ることができるようになった重要な発見です。早川和子さんに描いていただいた元日朝賀の様子の推定復元図を展示します。
・藤原宮大極殿院の調査(第190次)
東門および東面回廊の規模と構造が判明した一方で、新たな謎も浮上しました。
・弥生時代の脚付き編みかご
瀬田遺跡から残りの良い弥生時代末の編みかごが出土し、謎の木製品「四方転びの箱」の用途が初めてわかりました。
・飛鳥地域出土の湖西窯産須恵器
静岡県湖西市から愛知県豊橋市にかけて分布する湖西窯産の須恵器が、飛鳥時代後半の宮都へ多数運び込まれていることがわかりました。
【展示期間】
2018年6月下旬まで(年末年始は休館)
午前9時~午後4時30分
【場 所】
藤原宮跡資料室 玄関ロビー
(奈良県橿原市木之本町94-1)
・藤原京右京九条二・三坊、瀬田遺跡の調査(第187次)
藤原京期の大規模な施設や、大和盆地における前方後円墳の出現考えるうえで重要な弥生時代末の円形周溝墓を発見するなど、大きな成果が上がりました。
・藤原宮朝堂院の調査(第189次)
大宝元年(701)の元日朝賀で立てられた7本の幢幡の遺構を明らかにしました。古代国家形成期の画期的一場面を、具体的に知ることができるようになった重要な発見です。早川和子さんに描いていただいた元日朝賀の様子の推定復元図を展示します。
・藤原宮大極殿院の調査(第190次)
東門および東面回廊の規模と構造が判明した一方で、新たな謎も浮上しました。
・弥生時代の脚付き編みかご
瀬田遺跡から残りの良い弥生時代末の編みかごが出土し、謎の木製品「四方転びの箱」の用途が初めてわかりました。
・飛鳥地域出土の湖西窯産須恵器
静岡県湖西市から愛知県豊橋市にかけて分布する湖西窯産の須恵器が、飛鳥時代後半の宮都へ多数運び込まれていることがわかりました。
【展示期間】
2018年6月下旬まで(年末年始は休館)
午前9時~午後4時30分
【場 所】
藤原宮跡資料室 玄関ロビー
(奈良県橿原市木之本町94-1)
主催独立行政法人 国立文化財機構 奈良文化財研究所
連絡先
TEL 0744-24-1122(奈良文化財研究所飛鳥・藤原地区)