Petrus Kaerius wall map of the World 1609,and its influence on Japanese World map screen
P. カエリウス1609年版世界地図をめぐって

Miyoshi Tadayoshi ( 三好 唯義 )
初期洋風画の傑作である「泰西王侯騎馬図」や「万国絵図屏風」(宮内庁蔵)などの原本である、P. カエリウス1609年版世界地図を総合的に検証しようとした論文。前半では、その図を生み出した16-17世紀のネーデルラントにおける地図学の歴史と出版者の関係を概観し、後半ではその図から日本で生み出された三つの世界図屏風を取り上げ、各屏風間の比較とヨーロッパ製原図との比較を試みている。その結果、「万国絵図屏風」(宮内庁蔵)が最もよく原図の姿を伝えていること、さらに日本周辺部分が原図よりも改良された表現になっていることから、その屏風が当時における最高の世界地図であることを指摘している。
三好唯義 1997「P. カエリウス1609年版世界地図をめぐって」 『神戸市立博物館研究紀要』 https://sitereports.nabunken.go.jp/en/article/19878
NAID :
Prefecture :
Age 江戸
文化財種別 絵画 歴史資料
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別 考古学 文献史学 美術史
テーマ 文化系統 資料紹介 その他
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Created Date : 2021-11-12
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