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道後湯之町遺跡2次調査

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/91209
DOI 2D code
2D Code download
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.91209
For Citation 公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団埋蔵文化財センター 2018 『松山市文化財調査報告書191:道後湯之町遺跡2次調査』公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団埋蔵文化財センター
公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団埋蔵文化財センター 2018 『道後湯之町遺跡2次調査』松山市文化財調査報告書191
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File
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Title 道後湯之町遺跡2次調査
Participation-organizations 松山市 - 愛媛県
Alternative どうごゆのまちいせき2じちょうさ
Subtitle
Volume
Series 松山市文化財調査報告書
Series Number 191
Author
Editorial Organization
公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団埋蔵文化財センター
Publisher
公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団埋蔵文化財センター
Publish Date 20180105
Publisher ID 38201
ZIP CODE 7918032
TEL 0899236363
Aaddress 愛媛県松山市南斎院町乙67 番地6
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 道後湯之町遺跡2 次調査
Site Name Transcription どうごゆのまちいせき
Order in book
Address 愛媛県松山市道後湯之町
Address Transcription えひめけんまつやましどうごゆのまち
City Code 38201
Site Number
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 335108
East Longitude (WGS) 1324705
Dd X Y 33.852222 132.784722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20160401-20160630
Research Space
410.92
Research Causes 道後温泉別館 飛鳥乃湯泉建設
OverView
Site Type
集落
Main Age
縄文
弥生
Main Features
土坑
Main Foundings
縄文土器
弥生土器
石器
Remark 廃棄土坑、祭祀土坑
Abstract  道後湯之町遺跡2 次調査からは、縄文時代から近世までの遺構や遺物を確認した。縄文時代は後期から晩期の土坑を複数検出したほか、これらの遺構や包含層などからは主に後期中葉から後葉と晩期後半期の遺物が数多く出土している。弥生時代では、前期末から中期中葉の土坑を複数検出した。この中には、完形品が出土した土坑も存在する。調査地西方に広がる丘陵上には該期の土坑が300 基以上確認されており、調査地近隣地域まで構築エリアの広がっている可能性が考えられる。なお、土坑や包含層からは土器のほかに比較的多くの石器が出土した。この中には未成品や剝片、砕片なども数多く含まれており、近隣地域には石器製作に携わる集団の存在が伺われる。古墳時代以降では明確な遺構は検出されなかったが、包含層などからは古墳時代から古代に時期比定される土師器や須恵器の破片が出土している。
 今回の調査では古代の道後温泉に直接関連する資料は得られなかったものの、縄文時代や弥生時代の集落遺構や遺物を確認した。このことは、道後地区における集落構造や変遷を解明するうえで貴重な成果といえよう。今後は調査・研究を重ね、道後地区一帯の集落様相や動態を解明することが急務となろう。

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