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多賀城跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/72264
DOI 2D code
2D Code download
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.72264
For Citation 宮城県多賀城跡調査研究所 2019 『宮城県多賀城跡調査研究所年報2018:多賀城跡』宮城県多賀城跡調査研究所
宮城県多賀城跡調査研究所 2019 『多賀城跡』宮城県多賀城跡調査研究所年報2018
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wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=恵介|last=白崎|first2=晃一|last2=村田|first3=和宏|last3=生田|first4=裕次|last4=村上|first5=透|last5=高橋|title=多賀城跡|origdate=2019-03-26|date=2019-03-26|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/72264|location=宮城県多賀城市高崎1丁目22-1|ncid=BN01012350|ncid=AN00036344|doi=10.24484/sitereports.72264|series=宮城県多賀城跡調査研究所年報|volume=2018}} 閉じる
File
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Title 多賀城跡
Participation-organizations 宮城県多賀城跡調査研究所 - 宮城県
Alternative たがじょうあと
Subtitle 第92次調査
Volume
Series 宮城県多賀城跡調査研究所年報
Series Number 2018
Author
Editorial Organization
宮城県多賀城跡調査研究所
Publisher
宮城県多賀城跡調査研究所
Publish Date 20190326
Publisher ID 04000
ZIP CODE 9850862
TEL 0223680102
Aaddress 宮城県多賀城市高崎1丁目22-1
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 多賀城跡 第92次調査
Site Name Transcription たがじょうあと
Order in book
Address 宮城県多賀城市市川
Address Transcription みやぎけんたがじょうしいちかわ
City Code 04209
Site Number 18006
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 381824
East Longitude (WGS) 1405918
Dd X Y 38.306666 140.988333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20180820-20181130
Research Space
200
Research Causes 学術調査
OverView
Site Type
官衙
Main Age
奈良
平安
Main Features
整地層
土坑
柱穴
Main Foundings
土師器
須恵器
須恵系土器
製塩土器
白色土器
青磁
緑釉陶器
灰釉陶器
土製品
石製品
鉄製品
銅製品
木製品
骨角器
Remark 緑釉陶器輪花埦、白色土器短頸壺が出土。
Abstract 政庁第Ⅰ期外郭南辺の延長とその規模・構造を確認すること、五万崎地区東部の遺構の分布や変遷を把握することを目的に本調査を行った。その結果、A〜C期の遺構面を検出した。
A期は8世紀前半頃で政庁第Ⅰ期に当たる。遺構は整地層・土壙・溝跡・柱穴がある。南辺とその痕跡は検出されなかった。南辺は今回の調査区よりも、北側に位置する可能性が高い。
B期は8世紀末〜9世紀前半頃で、政庁第Ⅲ期に当たる。遺構は溝・土壙・柱穴がある。切断痕がみられる鹿角、椀形滓や鉄滓、漆付着土器などの出土から、調査区周辺は鉄器、骨角器、漆製品を製作する場であったことが想定される。
C期は9世紀後半頃で、政庁第Ⅳ期に当たる。遺構は整地層・土壙・柱穴がある。第84次調査区で検出した遺構の一部であったと考えられる。出土した鉄・銅製品の製作に関わる遺物や漆付着土器は、本調査区周辺に鉄・銅・漆製品を製作する工房があったこと、希少性の高い緑釉陶器の輪花埦や白色土器は、本調査区周辺に陸奥国司が参加する儀礼や饗宴が催される場があったこと、そこで使用する物品の保管施設が存在したことも想定しうる。また、上記の各種工房や儀礼や饗宴にかかる場や施設は、調査区の北西・北の丘陵平坦地に広がっていた可能性が高い。

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