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団子山西遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/70382
DOI 2D code
2D Code download
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.70382
For Citation 宮城県教育委員会 2020 『宮城県文化財調査報告書252:団子山西遺跡』宮城県教育委員会
宮城県教育委員会 2020 『団子山西遺跡』宮城県文化財調査報告書252
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File
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Title 団子山西遺跡
Participation-organizations 宮城県教育委員会 - 宮城県
Alternative だんごやまにしいせき
Subtitle 田尻西部地区ほ場整備事業に係る平成23・25 ~ 27・29 年度(J・K・M区)発掘調査報告書
Volume 2
Series 宮城県文化財調査報告書
Series Number 252
Author
Editorial Organization
宮城県教育委員会
Publisher
宮城県教育委員会
Publish Date 20200319
Publisher ID 041017
ZIP CODE 9808423
TEL 0222113685
Aaddress 仙台市青葉区本町三丁目8番1号
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 団子山西遺跡
Site Name Transcription だんごやまにしいせき
Order in book
Address 宮城県大崎市田尻大嶺・中目
Address Transcription みやぎけんおおさきしたじりおおみね ・なかのめ
City Code 04215
Site Number 38011
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 383625
East Longitude (WGS) 1410025
Dd X Y 38.606944 141.006944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20111025-20111114
20130527-20131125
20140529-20141127
20150623-20151120
20171031-20171225
Research Space
11372
Research Causes 経営体育成基盤整備事業(ほ場整備)
OverView
Site Type
集落
散布地
Main Age
縄文
古墳
奈良
平安
中世(細分不明)
Main Features
遺物包含層
竪穴建物跡
土坑
河川跡
道路跡
掘建柱建物跡
土器埋設遺構
円形周溝跡
小溝状遺構群
Main Foundings
縄文土器
石器
土製品
土師器
須恵器
灰釉陶器
赤焼土器
木製品
鉄製品
磁器
陶器
銭貨
石製模造品
琥珀
Remark 古墳中期の竪穴建物跡を検出。北方系の遺物が出土。
新田柵跡へ向かう基幹道路とみられる南北道路跡とそれに接続する東西道路跡、掘立柱建物群等を検出。
10 世紀前半の四面廂建物跡を検出。
伊豆沼窯跡群、白石窯跡群産の中世陶器が出土。
Abstract 団子山西遺跡は、宮城県北部の大崎平野北辺に位置し、江合川の支流である田尻川両岸の沖積地に立地する、奈良・平安時代を中心とした大規模な遺跡であり、城柵官衙遺跡である新田柵跡の南に隣接する。
ほ場整備事業に伴う発掘調査の結果、古墳時代中期の竪穴建物跡、奈良・平安時代の道路跡、掘立柱建物跡、竪穴建物跡、土器埋設遺構、溝跡、円形周溝跡、土坑、小溝状遺構群、河川跡等を検出した。古墳時代では、中期の竪穴建物跡から北方系の遺物が出土している。奈良・平安時代の道路跡は8 世紀後半から9 世紀前半頃に機能したと推定され、新田柵跡へ向かう基幹道路とみられる南北道路とそれに接続する東西道路があり、建物跡が道路の位置や方向を基準に配置されている。また、K-13 区では、道路跡廃絶後の10 世紀前半の四面廂建物跡が検出された。
出土遺物は、土師器、須恵器、赤焼土器、瓦、硯、石器、石製模造品、石製品、木製品等である。時期は、5世紀後半、8 世紀前半から10 世紀前半で、8 世紀後半から9 世紀前半が主体である。
遺構・遺物の成果から、団子山西遺跡は古墳時代中期では、古墳文化と続縄文文化の要素を併せ持ち、奈良・平安時代では、新田柵跡と密接に関連した集落遺跡と考えられる。

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