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筑後国三瀦郡衙跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/65210
For Citation 久留米市文化観光部文化財保護課 2008 『久留米市文化財調査報告書270:筑後国三瀦郡衙跡』久留米市教育委員会
久留米市文化観光部文化財保護課 2008 『筑後国三瀦郡衙跡』久留米市文化財調査報告書270
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File
Title 筑後国三瀦郡衙跡
Participation-organizations 久留米市 - 福岡県
Store Page https://www.city.kurume.fukuoka.jp
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
Alternative ちくごこくみずまぐんがあと
Subtitle 道蔵遺跡第18次調査報告・道蔵遺跡第19次調査概要
Volume 4
Series 久留米市文化財調査報告書
Series Number 270
Author
Editorial Organization
久留米市文化観光部文化財保護課
Publisher
久留米市教育委員会
Publish Date 20080331
Publisher ID 40203
ZIP CODE 8308520
TEL 0942309225
Aaddress 福岡県久留米市城南町15-3
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 道蔵遺跡 第18次
Site Name Transcription どうぞういせき
Order in book 1
Address 久留米市大善寺町中津字石原414-1
Address Transcription くるめしだいぜんじまちなかつあざいしはら414-1
City Code 40203
Site Number 030767
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 331650
East Longitude (WGS) 1302803
Dd X Y 33.280555 130.4675
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20061109-20070131
Research Space
298
Research Causes 重要遺跡確認調査
OverView
Site Type
官衙
Main Age
奈良
平安
Main Features
掘立柱建物 4棟
溝 7条
道路状遺構 1条
土坑 1基
井戸 1基
Main Foundings
弥生土器
土師器
須恵器
黒色土器
土製品
石製品
Remark 道蔵遺跡の建物群北限にあたる。調査区内を斜行する道路状遺構を検出。
Site Name 道蔵遺跡 第19次
Site Name Transcription どうぞういせき
Order in book 2
Address 久留米市大善寺町中津字石原414-7
Address Transcription くるめしだいぜんじまちなかつあざいしはら414-7
City Code 40203
Site Number 030767
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 331649
East Longitude (WGS) 1302803
Dd X Y 33.280277 130.4675
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20071016-20071219
Research Space
244
Research Causes 重要遺跡確認調査
OverView
Site Type
官衙
Main Age
奈良
平安
Main Features
掘立柱建物 6棟
溝 2条
土坑 4基
井戸 1基
Main Foundings
弥生土器
土師器
須恵器
Remark 道蔵遺跡の建物群の中央部を調査。多数の大形建物を検出した。
Abstract (道蔵遺跡 第18次)
第1次調査地東端部の北側に隣接する。道蔵遺跡は8世紀中頃~9世紀代にかけての官衙遺跡であるが、この時期の中枢建物の北側への広がりと区画施設の有無を確認する目的で調査を実施した。その結果、官衙関連の建物は調査区南辺部に1棟分が検出されたのみで、調査区内までは広がらないことが判明した。即ち、明確な区画施設は確認できないものの、本調査区南辺付近が中枢施設の北限であるものと考えることができよう。また、調査区の北西角付近を斜行する道路状遺構18SF65を確認している。南西隣接地で調査した第15次調査では、南北方向に走行する道路状遺構15SF70を検出しており、規模や構造などから一連の遺構であるものと考えられる。年代的には、8世紀末~9世紀前半ごろに敷設され、9世紀後半頃には官衙と共に終焉を迎えたものと思われる。
(道蔵遺跡 第19次)
今回の調査区は、第1次調査で発見された大形の東西棟建物1SB1の南に隣接している。一方、調査区の南側は大形の南北東建物8SB33が検出された第8次調査地に隣接しており、関連遺構の検出が期待された。その結果、8SB33の北妻柱部分を検出、平面形式が5間✕3間であることが確定した。また、調査区北西部で検出した東西棟建物19SB30は、柱穴の平面形が方形で一辺の長さは1mあり、その平面形式は6間以上✕3間であることが判明した。このほか、この建物と重複する19SB55は6間✕1間以上の東西棟建物で2度の建て替えがあり、南側に庇を有している。これらを含む6棟の建物は、8世紀中頃~9世紀代の年代が考えられる。平成20年度に正式に報告する予定である。

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