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長七谷地貝塚遺跡発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/62574
For Citation 青森県教育委員会 1980 『青森県埋蔵文化財調査報告書57:長七谷地貝塚遺跡発掘調査報告書』青森県教育委員会
青森県教育委員会 1980 『長七谷地貝塚遺跡発掘調査報告書』青森県埋蔵文化財調査報告書57
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File
Title 長七谷地貝塚遺跡発掘調査報告書
Participation-organizations 青森県埋蔵文化財調査センター - 青森県
Alternative ちょうしちやちかいづかいせきはっくつちょうさほうこくしょ
Subtitle
Volume
Series 青森県埋蔵文化財調査報告書
Series Number 57
Author
Editorial Organization
青森県教育委員会
Publisher
青森県教育委員会
Publish Date 19800329
Publisher ID 022012
ZIP CODE 0308540
TEL 0177221111
Aaddress 青森市新町二丁目3 番1 号
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Japanease Title 土器の容量と貝
English Title
Author
市川 金丸
Pages 337 - 340
NAID
Prefecture Aomori Prefecture
Age
文化財種別
遺跡種別 貝塚
遺物(材質分類) 土器
学問種別 考古学
テーマ
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Abstract
Japanease Title 赤御堂式土器の復原と容量の推定
English Title
Author
市川 金丸
小滝 一三
Pages 335 - 336
NAID
Prefecture Aomori Prefecture
Age
文化財種別
遺跡種別
遺物(材質分類) 土器
学問種別 考古学
テーマ
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Abstract
Site
Site Name 長七谷地貝塚遺跡
Site Name Transcription ちょうしちやちかいづかいせき
Order in book
Address 青森県八戸市大字市川字長七谷地2-318番地他
Address Transcription あおもりけんはちのへしおおあざいちかわあざちょうしちやち2-318ばんちほか
City Code 02203
Site Number 203028
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 403418.8
East Longitude (WGS) 1412732.0
Dd X Y 40.571888 141.458888
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
19770420-19770930
19780404-19781031
Research Space
4500
7900
Research Causes 工業団地造成に伴う記録保存調査
OverView
Site Type
集落
貝塚
Main Age
縄文
Main Features
竪穴住居跡 13
小竪穴遺構 43
炉穴(ファイヤーピット) 2
焼土群(ファイヤー プレス)30
貝塚1
遺物包蔵地 2
溝状ピット 101
Main Foundings
土器(早期中葉~前期初頭)
石器
骨角製品
貝刃
Remark ・縄文時代早朝から前期初頭の集落跡である。
・溝状ピットは縄文時代晩期末から縄文時代中期に至る間に構築された遺構であると考えられる。
Site Type
不明
Main Age
弥生
Main Features
小竪穴遺構 3
Main Foundings
Remark
Abstract  竪穴住居跡は発掘区の北側区と、南東側区に分かれて検出した。どちらも等高線に平行して構築されている。時期は縄文時代早朝から前期初頭である。小竪穴遺構群は、北区で検出した竪穴住居群周辺の特に南東側に接近して検出した。竪穴住居跡内で検出した小竪穴遺構と屋外で検出した小竪穴遺構がみられる。小竪穴遺構内からは、土器片、貝殻、石器類、フレーク、チップ、クリ、クルミの炭化物などが出土した。特記するものとして、第5号住居跡西壁に接して検出した第35号ピットからは、完形石器27点が一括出土した。炉穴、焼土群は竪穴住居跡周辺で検出した。時期は縄文時代早期末葉から前期初頭であり、厨房施設と考えられる。焼土群は、地表面に火を燃やした跡であり、住居跡内に炉跡などは認められない。該時期の火に対する生活形態に屋外行為としての特色がみられる。これらの遺構周辺からは多量の小礫、角礫、破砕礫を出土した。2次焼成のあるものが多い。
 土器は縄文時代早期中葉の白浜式土器を代表する土器類と(貝殻沈線文系)同後葉のムシリⅠ式土器(沈線、条痕文系)など、同後葉から早期末の赤御堂式土器以降の土器類(縄文系)が主体を占めた。石器類は、石鏃、石槍など25種出土した。これは縄文時代早期~前期にわたる時期のものとしては、一般的形態のものであるが、多様性がみられる。特に珍しいものでは、環状石斧、鋸歯状石器、刻線のある石器、玦状耳飾などがあげられる。
 貝塚は舌状台地先端部の平坦な場所に構築されている。貝塚と、集落との直接的配置など係わる状態は把握できなかった。検出状態では、やや大きめの貝塚と、その貝塚の縁辺部には貝塚の小ブロックがみられた。貝塚を形成した貝類は、30種が明らかになった。二枚貝21種、巻貝9 種である。また、本遺跡では、貝塚縁辺部周辺に土器、石器類、小礫類が集中的に廃棄する傾向が認められた。
 出土した遺物の中で、特に骨角器類などから推察した生活形態は、狩猟より漁労に主体をおいた採集狩漁経済の社会が伺われる。今回の調査では結合釣針や開窩式銛頭が出土した。この他に、骨角器として、ヘアピン類、ニードル型の骨針、刺突具などが出土した。
 今回発掘調査した部分は、本遺跡における主体部から離れた部分であり、重要な主体部分は、大方埋蔵されている。今回の機会は、学史的にも、また、本遺跡の価値と重要性をさらに明確にしたものである。

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