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首里城跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/23979
DOI 2D code
2D Code download
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.23979
For Citation 沖縄県立埋蔵文化財センター 2016 『沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書82:首里城跡』沖縄県立埋蔵文化財センター
沖縄県立埋蔵文化財センター 2016 『首里城跡』沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書82
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wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=力|last=新垣|first2=正昭|last2=山本|first3=皓平|last3=大堀|first4=慎吾|last4=亀島|first5=有一郎|last5=新垣|first6=靜|last6=上原|first7=嗣一|last7=當眞|title=首里城跡|origdate=2016-03-31|date=2016-03-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/23979|location=沖縄県中頭郡西原町字上原193-7|ncid=BB2686765X|ncid=AA11904961|doi=10.24484/sitereports.23979|series=沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書|volume=82}} 閉じる
File
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Title 首里城跡
Participation-organizations 沖縄県立埋蔵文化財センター - 沖縄県
Alternative しゅりじょうあと
Subtitle 正殿地区発掘調査報告書
Volume
Series 沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書
Series Number 82
Author
Editorial Organization
沖縄県立埋蔵文化財センター
Publisher
沖縄県立埋蔵文化財センター
Publish Date 20160331
Publisher ID 470007
ZIP CODE 9030125
TEL 0988358752
Aaddress 沖縄県中頭郡西原町字上原193-7
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 首里城跡
Site Name Transcription しゅりじょうあと
Order in book
Address 沖縄県那覇市首里当蔵町3丁目1番
Address Transcription おきなわけんなはししゅりとうのくらちょう3ちょうめ1ばん
City Code 47201
Site Number
North Latitude (JGD) 261302
East Longitude (JGD) 1274311
North Latitude (WGS)
East Longitude (WGS)
Dd X Y 26.2213 127.7179
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
19850725-19870331
Research Space
1350
Research Causes 史跡首里城跡(正殿地区)遺構確認のための発掘調査
OverView
Site Type
城館
Main Age
安土桃山
明治
グスク
Main Features
基壇石積み
蝋燭地業
石列
方形石組遺構
かわや跡
ピット
Main Foundings
中国・ベトナム・タイ・ベトナム・朝鮮・本土産陶磁器
土器
銭貨
煙管
玉類
円盤状製品
金属製品
石製品
骨製品
土製品
ガラス製品
自然遺物
Remark 7期に及ぶ正殿基壇の変遷を確認
Abstract  正殿建物の基壇を構成する包含層と石積みが複数検出されたため、正殿建物(想定含む)が少なくとも7回建て替えられたことが判明した。基壇は時期別にみるとⅠ~Ⅶ期に大別され、最も古いⅠ期基壇(大和系瓦が大量に出土する遺物包含層)は15世紀中葉以前に瓦葺き建物が存在した可能性を示唆するものである。その他、1453年に生じた「志魯・布里の乱」で被熱したと考えられるⅡ期基壇、正面中央に石階段が取り付けられたⅢ期基壇、全形は不明だが建物及び敷地が西側に拡張していく様相の窺えるⅣ~Ⅵ期基壇、沖縄戦で焼失した正殿が建てられていたⅦ期基壇がみられる。当該遺構の中には文献で確認できないものもあることから、首里城の中枢施設である正殿の変遷を辿るうえで非常に重要な資料といえる。また、これら以外にも熊本鎮台沖縄分遣隊の首里城駐留時(1879~1896年)に構築されたかわや跡、沖縄戦に伴う複数の爆弾破壊跡、戦後に建設された琉球大学施設の基礎など、首里城が王城としての機能を失った近代以降の歴史も垣間見ることができる。
 遺物は城内の他地区と同様に多種多様な資料が得られている。中でも特筆すべきは、場所の特性を示すような遺物(火災等により被熱した遺物、17世紀代の茶道具、琉球銭、瓦類や石製品にみられる大量の建築部材)の多さが挙げられる。これらは当該地区にかつて存在した正殿建物の規模や構造を物語るだけでなく、正殿という施設の持つ性格の一端を示していると考えられ、遺構と同様に興味深い資料といえる。

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