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阿賀川改修(長井地区)遺跡発掘調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/23477
DOI 2D code
2D Code download
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.23477
For Citation 福島県文化振興財団遺跡調査部遺跡調査課 2012 『福島県文化財調査報告書486:阿賀川改修(長井地区)遺跡発掘調査報告』福島県教育委員会他
福島県文化振興財団遺跡調査部遺跡調査課 2012 『阿賀川改修(長井地区)遺跡発掘調査報告』福島県文化財調査報告書486
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File
※モバイル対応のPDFは解像度を下げているため、画像が粗く文章が読みにくい場合があります。
Title 阿賀川改修(長井地区)遺跡発掘調査報告
Participation-organizations 福島県教育委員会 - 福島県
Store Page https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70017a/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
Alternative あががわかいしゅうながいちくいせきはっくつちょうさほうこく
Subtitle 小田高原遺跡 2次調査
Volume 2
Series 福島県文化財調査報告書
Series Number 486
Author
Editorial Organization
福島県文化振興財団遺跡調査部遺跡調査課
Publisher
福島県教育委員会
福島県文化振興財団
国土交通省北陸地方整備局阿賀川河川事務所
Publish Date 20121221
Publisher ID
ZIP CODE 9608688
TEL 0245211111
Aaddress 福島県福島市杉妻町2-16
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 小田高原遺跡(2次調査)
Site Name Transcription おだこはらいせき
Order in book
Address 福島県喜多方市慶徳町山科字古屋敷・西新田
Address Transcription ふくしまけんきたかたしけいとくまちやましなあざふるやしき・にししんでん
City Code 072087
Site Number 00024
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 373707
East Longitude (WGS) 1394802
Dd X Y 37.618611 139.800555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20110523-20111118
Research Space
5500
Research Causes 河川改修(阿賀川)に伴う記録保存
OverView
Site Type
Main Age
縄文
Main Features
土坑5
土器埋設遺構1
石器集中地点1
Main Foundings
縄文土器
石器
Remark 縄文時代では、後期中葉〜晩期の比較的良好な土器が出土している。
また、早期末葉頃と推測される石器集中地点も確認した。
平安時代では、土師器焼成坑と推測される遺構を検出している。
Site Type
集落
Main Age
平安
Main Features
竪穴住居2
土坑6
焼土遺構5
土師器焼成坑
Main Foundings
土師器
須恵器
鉄製品
Remark
Site Type
Main Age
不明
Main Features
土坑1
焼土遺構1
Main Foundings
Remark
Abstract 小田高原遺跡は、阿賀川下流域の右岸部に立地する遺跡である。
遺跡の地形は、小田高原大地と呼ばれる標高195m前後の中位段丘面と現河道に分けられる。
平成22年度の1次調査では、中位段丘面に展開する8世紀末葉〜9世紀前葉頃の集落跡を確認し、獣脚・瓦塔片、鉸具などの遺物も出土している。河道部では9世紀中葉頃の須恵器窯跡、土師器焼成坑を確認したほか、工人関係が居住したと推測される竪穴住居跡も検出している。
平成23年度の2次調査は、河道部の継続調査である。
河道部では、標高176m付近に小段丘状の狭長な平坦面が南北に延びており、同平坦面を利用して平安時代の竪穴住居跡・土坑・焼土遺構が作られている。土師器焼成坑の可能性を推測した土坑の特徴としては、底面が著しく焼けており、また遺構の内外から比較的多量の土師器片・土鈴・粘土塊などが出土している。土師器生産関係遺構の中には、焼土面に支脚状の石が据えられたものも認められた。
また、調査区南部を中心に縄文時代の遺構・遺物を確認した。最も古い遺構は、早期末葉頃に位置付けられる石器集中地点で、直径約3mの円形から石器・未成品・剥片がまとまって出土した。
他の時期では、縄文時代後期中葉頃と推測される土器埋設遺構を検出している。土器埋設遺構の性格は不明であるが、埋葬施設や炉跡などの可能性が考えられる。また、落し穴と考えられる土坑が、概ね一直線に並ぶ状態で検出され、小田高原遺跡が狩場としても利用されていたと考えられる。
今回の2次調査は、縄文時代・平安時代の調査が中心であったが、古墳時代の遺物とかんがえられる土師器も少量出土している。 

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