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富里遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/21660
DOI 2D code
2D Code download
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.21660
For Citation 静岡県埋蔵文化財センター 2018 『静岡県埋蔵文化財センター調査報告57:富里遺跡』静岡県埋蔵文化財センター
静岡県埋蔵文化財センター 2018 『富里遺跡』静岡県埋蔵文化財センター調査報告57
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File
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Title 富里遺跡
Participation-organizations 静岡県埋蔵文化財センター - 静岡県
Alternative とみさといせき
Subtitle 平成24年度-平成29年度二級河川太田川広域河川改修工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
Volume
Series 静岡県埋蔵文化財センター調査報告
Series Number 57
Author
Editorial Organization
静岡県埋蔵文化財センター
Publisher
静岡県埋蔵文化財センター
Publish Date 20180330
Publisher ID 22000
ZIP CODE 4213203
TEL 0543855500
Aaddress 静岡県清水区蒲原5300番5号
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 富里遺跡
Site Name Transcription とみさといせき
Order in book
Address 静岡県袋井市富里他
Address Transcription しずおかけんふくろいしとみさとほか
City Code 22216
Site Number
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 344147
East Longitude (WGS) 1375344
Dd X Y 34.696388 137.895555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20120924-20130312
20130710-20140225
20140728-20141224
Research Space
3953
Research Causes 河川改修工事
OverView
Site Type
集落
Main Age
弥生
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
鎌倉
Main Features
住居状遺構
掘立柱建物跡
柱穴列
井戸状遺構
土坑
溝状遺構
遺物集中
流路跡
Main Foundings
弥生土器
土師器
須恵器
土製品
山茶碗
陶器
土師質土器
磁器
瓦器
土錘
石製品
小刀
鉄鏃
鹿角製自在鉤
下駄
木製容器
建築材
Remark 時代 : 飛鳥
Abstract  本遺跡は太平洋へ南流する太田川の下流域にあり、発掘調査によって平野に埋没していた微高地(自然堤防)と低地の地形があらわれ、各時代の遺構・遺物が発見された。この平野周辺には弥生時代の大規模集落跡や大型前方後円墳、国府推定地などが分布しており、遠江の拠点地域における海の前線に位置するともいえる。
 弥生~古墳時代については、平地式住居と掘立柱建物による集落跡を把握した。弥生時代後期前半と古墳時代前期を主体とし、独立棟持柱をもつ建物や壺を沈めた井戸状遺構なども備えている。飛鳥~奈良時代については、方形施設を中心とした施設跡を把握した。方形施設は浅い溝で区画され、中央広場と周囲の倉庫(総柱建物)、作業場(竪穴状遺構)の配置が復原できる。さらに、南北の井戸状遺構や陶馬による呪術的な守護と内外意識の明確化、墨書土器や朱書土器による官の管理を推測することができる。平安~鎌倉時代については、遺跡の北部と南部に流路跡が検出され、それぞれ多くの土器などが出土した。しかし、北部と南部では組成に違いがあることから、別の性格を伴う営みがあったものと評価し、とくに磁器や瓦器、尾張産陶器が比較的多い南部について特徴的な性格が指摘できる。

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