高大瀬遺跡・にら塚遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/17154
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.17154
引用表記 岩沼市教育委員会 2016 『宮城県岩沼市文化財調査報告書16:高大瀬遺跡・にら塚遺跡』岩沼市教育委員会
岩沼市教育委員会 2016 『高大瀬遺跡・にら塚遺跡』宮城県岩沼市文化財調査報告書16
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Title 高大瀬遺跡・にら塚遺跡
Participation-organizations 岩沼市 - 宮城県
Alternative たかおおせいせき にらづかいせき
Subtitle いわぬま臨空メガソーラー事業に伴う埋蔵文化財調査報告書
Volume
Series 宮城県岩沼市文化財調査報告書
Series Number 16
Author
Editorial Organization
岩沼市教育委員会
Publisher
岩沼市教育委員会
Publish Date 20160331
Publisher ID 42111
ZIP CODE 989-2480
TEL 0223-22-1111
Aaddress 宮城県岩沼市桜1丁目6-20
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
所収論文
Site
Site Name 高大瀬遺跡
Site Name Transcription たかおおせいせき
Order in book 1
Address 岩沼市下野郷字高大瀬、新非死ぬ気、中にし
Address Transcription いわぬまししものごうあざたかおおせ、しんひしぬま、なかにし
City Code 042111
Site Number 15051
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 380726
East Longitude (WGS) 1405530
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 38.123888 140.924999
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20140221-20140329
Research Space
170
Research Causes いわぬま臨空メガソーラー事業
OverView
Site Type
集落
Main Age
古代(細分不明)
近世(細分不明)
Main Features
土坑
溝状遺構
ピット
Main Foundings
なし
Remark 浜堤形成砂上において土坑、溝状遺構などを確認。また東日本大震災による津波堆積物、および慶長津波の可能性がある堆積物を確認。
Site Name にら塚遺跡
Site Name Transcription にらづかいせき
Order in book 2
Address 岩沼市下野郷字汐入三
Address Transcription いわぬまししものごうあざしおいりさん
City Code 042111
Site Number 15043
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 380714
East Longitude (WGS) 1405527
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 38.120555 140.924166
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20140227-20140301
Research Space
369
Research Causes いわぬま臨空メガソーラー事業
OverView
Site Type
散布地
その他の生産遺跡
Main Age
古代(細分不明)
Main Features
なし
Main Foundings
なし
Remark 東日本大震災による津波堆積物を確認。またこれまで古墳墳丘と伝えられてきた高まりの周囲は、昭和50年代に行われた砂採取事業の影響により、大きく地形が改変されていたことを確認。
種別 : 生産遺跡
Abstract  高大瀬遺跡・にら塚遺跡は、仙台湾沿岸部で顕著に発達する浜堤列のうち、第Ⅲ浜堤a 列上、および西側の堤間湿地にかけて展開する遺跡である。遺跡内ではこれまで、土師器、須恵器が出土、あるいは採集されているほか、市内では唯一古代の製塩土器が一定量採集されており、この地域で古代において土器製塩がおこなわれていることが推量されている。
 東日本大震災からの復興事業の一つである矢野目排水機場建設に伴い、平成25 年に実施された高大瀬遺跡の調査では、東日本大震災の津波堆積物、および地表面に残された様々な痕跡を調査している。さらに堤間湿地に設定した一部の調査区からは、慶長16年(1611)の津波の可能性がある堆積物と、その下位から貞観11年(869)の津波の可能性がある堆積物の存在が明らかとなり、大きな注目を集めた。
 今回の調査では、浜堤上では高大瀬遺跡内より遺物は伴わないため時期は不明ながらも土坑、溝状遺構などが発見された。また慶長津波の可能性がある堆積物の残存範囲を把握したほか、東日本大震災の津波堆積物の観察から地形的な要因などによって様々な堆積構造を呈することを明らかとした。

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