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野芥遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/132289
DOI 2D code
2D Code download
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.132289
For Citation 福岡市教育委員会 2023 『福岡市埋蔵文化財調査報告書1479:野芥遺跡 』福岡市教育委員会
福岡市教育委員会 2023 『野芥遺跡 』福岡市埋蔵文化財調査報告書1479
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wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=幹雄|last=常松|title=野芥遺跡 |origdate=2023-03-23|date=2023-03-23|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/132289|location=福岡県福岡市中央区天神1丁目8番1号|ncid=BD05179493|doi=10.24484/sitereports.132289|series=福岡市埋蔵文化財調査報告書|volume=1479}} 閉じる
File
※モバイル対応のPDFは解像度を下げているため、画像が粗く文章が読みにくい場合があります。
Title 野芥遺跡
Participation-organizations 福岡市 - 福岡県
Alternative のけいせき
Subtitle 第23次調査報告
Volume 10
Series 福岡市埋蔵文化財調査報告書
Series Number 1479
Author
Editorial Organization
福岡市教育委員会
Publisher
福岡市教育委員会
Publish Date 20230323
Publisher ID 40130
ZIP CODE 8108621
TEL 0927114667
Aaddress 福岡県福岡市中央区天神1丁目8番1号
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 野芥遺跡 第23次
Site Name Transcription のけいせき
Order in book
Address 福岡県福岡市早良区野芥2丁目834番1
Address Transcription ふくおかけんふくおかしさわらくのけ2ちょうめ834ばん1
City Code 40137
Site Number 0319
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 333246
East Longitude (WGS) 1302047
Dd X Y 33.546111 130.346388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20211004-20211210
Research Space
215
Research Causes 記録保存 調査
OverView
Site Type
集落
Main Age
弥生
古墳
Main Features
溝状遺構
土器の集積
Main Foundings
弥生土器
古式土師器
碧玉製管玉
不明鉄製品
Remark 炭化物の分析報告は株式会社古環境研究所に委託した。
Abstract  調査地は、早良平野東南部の標高約18mの扇状地に位置している。周辺の調査で弥生時代から古代にかけての集落の存在が明らかになっている。
 地表から-100~110cmで灰褐色砂を含むシルト層の遺構面に達した。北側の調査区で、8次調査で検出されたSD03の延長部にあたる断面U字の溝SD01を検出した。溝は南西から北東にのびており、深さ約1m、中央に深さ40㎝の掘り込みがある2段の構造となっている。
 また調査区の東で1.5m四方の範囲に古墳時代前期の土器溜SX02が検出された。
 溝SD01の出土遺物は、3~4世紀代を主体とする土器のほか碧玉製の管玉1点が出土した。
 土器溜SX02では、在来の西新式の甕のほか山陰系二重口縁の甕や庄内式の甕、近江系の受口状口縁甕などの外来系土器のほか不明鉄製品1点が出土した。時期は、3世紀中頃に比定される。
 出土遺物から調査地周辺には3~4世紀代を主体とする集落が存在したと推定される。とくに土器溜SX02では、在来系土器に山陰・近畿など外来系土器がともなっており、早良平野における3世紀の交流を解明するうえで貴重な資料である。

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