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唐津城下町跡1

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/131856
For Citation 唐津市教育委員会 2021 『唐津市文化財調査報告書185:唐津城下町跡1』唐津市教育委員会
唐津市教育委員会 2021 『唐津城下町跡1』唐津市文化財調査報告書185
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File
Title 唐津城下町跡1
Participation-organizations 唐津市 - 佐賀県
Alternative からつじょうかまちあと
Subtitle 町田川河川改修に伴う埋蔵文化財発掘調査
Volume 1
Series 唐津市文化財調査報告書
Series Number 185
Author
Editorial Organization
唐津市教育委員会
Publisher
唐津市教育委員会
Publish Date 20210312
Publisher ID 41202
ZIP CODE 8478511
TEL
Aaddress 佐賀県唐津市南城内1番1号 大手口センタービル6階
Report Type Codes
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 唐津城跡
Site Name Transcription からつじょうあと
Order in book
Address 佐賀県唐津市魚屋町
Address Transcription さがけんからつしうおやまち
City Code 41202
Site Number 724
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 332650
East Longitude (WGS) 1295819
Dd X Y 33.447222 129.971944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20180711-20190304
Research Space
172
Research Causes 町田川河川改修事業
OverView
Site Type
城館
Main Age
中世(細分不明)
近世(細分不明)
近代(細分不明)
Main Features
旧護岸石垣
礎石建物跡
陥没孔
船着場遺構
暗渠
石列
埋没石垣
胴木等
Main Foundings
陶磁器類
瓦質土器
土師器
土器
土製品
金属製品
石製品
木製品
瓦質土管
Remark  町田川河川改修に伴う発掘調査。河川護岸石垣解体を伴うため、事前の発掘調査と旧護岸石垣解体時の発掘調査をそれぞれ実施した。
Abstract  唐津城下町跡は、唐津城三ノ丸南の外曲輪と呼ばれる城下町に加え、外曲輪の東西にも広がっている。今回の調査地点は外曲輪東端の木綿町から町田川を挟んで対岸の魚屋町にあたり、町田川の東岸にあたる護岸部分が対象範囲となる。当地は泉州堺の豪商、木屋利右衛門が唐津に移住した際の拠点であり、江戸時代には西ノ木屋と呼ばれた山内家の敷地であった。
 事前の発掘調査では、埋没した旧護岸石垣に加え、礎石建物跡や船着場遺構、瓦質土管を用いた暗渠等を検出した。旧護岸石垣解体時の発掘調査では、江戸時代初期に築かれた最古の護岸石垣の一部を検出した。また、当初の石垣普請以降、少なくとも8回にわたり石垣の修理や改修、増築が繰り返された痕跡を確認した。
 発掘調査では172㎡という狭小な調査面積にもかかわらず、膨大な量の遺物が出土しており、江戸時代における唐津城下町での豊かな暮らしの様子が窺える。最下層からは中世の貿易陶磁等が出土し、近隣での松浦党の動向が窺い知れる内容である。
 今回の調査は、唐津城下町跡で初めて実施した本格的な発掘調査である。詳細不明であった唐津城下町の具体的な様子が明らかになっただけでなく、唐津城築城とともに進められた城下町形成に伴う最古の石垣を検出した。この他、今回の調査により確認された内容は、これまで不明であった近世唐津における様々な課題を解くための手がかりとなる重要な成果となった。

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