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小林八束1遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/129379
For Citation 公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団 2019 『埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書457:小林八束1遺跡』公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団
公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団 2019 『小林八束1遺跡』埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書457
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File
Title 小林八束1遺跡
Participation-organizations (公財)埼玉県埋蔵文化財調査事業団 - 埼玉県
Alternative おばやしはっそく1いせき
Subtitle 総合交付金(河川)工事(小林調節池)埋蔵文化財発掘調査報告
Volume 3
Series 埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書
Series Number 457
Author
Editorial Organization
公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団
Publisher
公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団
Publish Date 20191122
Publisher ID
ZIP CODE 3690108
TEL 0493393955
Aaddress 埼玉県熊谷市船木台4丁目4番地1
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 小林八束Ⅰ遺跡
Site Name Transcription おばやしはっそくいちいせき
Order in book
Address 埼玉県久喜市菖蒲町小林字八束4800番地他
Address Transcription さいたまけんくきししょうぶまちおばやしあざはっそく
City Code 11232
Site Number 044
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 360326
East Longitude (WGS) 1393558
Dd X Y 36.057222 139.599444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20121101-20130329
20130401-20140331
20130401-20131128
Research Space
5140
4320
Research Causes 調節池建設
OverView
Site Type
集落
Main Age
縄文
古墳
中世(細分不明)
近世(細分不明)
Main Features
住居跡
方形周溝墓
木組遺構
水場遺構
埋甕
土壙
ピット
溝跡
畠跡
竪穴状遺構
ピット
Main Foundings
土器
土製品
石器
石製品
陶磁器
Remark (第3次)
旧石器:尖頭器などが出土した。
縄文時代:谷へ下る傾斜面に形成された遺物包含層から、多数の土器が出土した。
古墳時代:古墳時代前期の住居跡や畠跡といった集落跡と、その後につくられた方形周溝墓群が検出された。
谷に下る傾斜面から、木組遺構が検出された。その周辺からは多数の木製品が出土した。
中近世:第3次、4次調査区にわたって、大型の溝跡が検出された。
(第4次)
縄文時代:住居跡から堀之内1~2式の土器がまとまって出土した。
古墳時代:第3次調査区から続く集落跡と方形周溝墓群が出土した。
第1号方形周溝墓から完形の焼成前底部穿孔壺がまとまって出土した。
Abstract 小林八束1遺跡・小林八束2遺跡は、埼玉県菖蒲町の菖蒲町役場の南側に造られた調節池の東に位置する。周
辺は、星川、野通川、元荒川を初めとする大小の河川や用水が南東方向に流れ、肥沃な水田地帯を形成している。
遺跡付近は北側を流れる星川によっ形成された後背湿地にあたり、その下には埋没ローム台地があり、その台地
上に縄文時代早期・後期、古墳時代前期の集落跡が形成されている。小林八束1 遺跡では縄文時代後期の住居跡
2軒、土坑7基が検出され、第4 号住居跡から筒型土偶が出土した。また、古墳時代前期の住居跡10 軒・方形
周溝墓3基のほか炭焼窯・土壙・溝などが検出された。古墳時代前期に、集落廃絶後に墓域へと変遷していくこ
とが確認された。小林八束2遺跡では縄文時代の炉穴が29 基検出され、縄文時代早期の土器が出土した。その
他に多数の土壙を検出し、一部の土壙からも縄文時代早期の土器が出土した。

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