奈良文化財研究所 ホーム
Search
List
Others
おすすめ
report count (with pdf)
41245 reports
( Participation 755 Orgs )
report count
132428 reports
( compared to the privious fiscal year + 1743 reports )
( Participation 1917 Orgs )
site summary count
147554 reports
( compared to the privious fiscal year + 2114 reports )
Article Collected
120575 reports
( compared to the privious fiscal year + 1580 reports )
video count
1298 reports
( compared to the privious fiscal year + 114 reports )
( Participation 117 Orgs )
Event Collected
1250 reports
( compared to the privious fiscal year + 200 reports )
※過去開催分含む

愛知県における鉄器生産を考える(5) 鉄滓に付着する白い石

蔭山 誠一 鈴木 正貴 堀木 真美子
清洲城下町遺跡、岩倉城遺跡、小牧山城関連遺跡群の各遺跡から出土した遺物組成の再検討を行った。特にここでは、各遺跡から出土した瀬戸美濃窯産陶器に着目し、藤澤良祐氏の編年観で同定作業を行い、主要遺構の時期別組成などを算出した。この結果、遺跡や遺構に固有に確認される年代よりも前段階の遺物の出土量が多いことが明らかとなった。そして出土量の多い遺物で各遺跡の変遷を改めて検討すると、明瞭な形で1前期清須と岩倉の段階、2小牧の段階、3後期清須の段階(天正地震前)、4後期清須の段階(天正地震後)と分けることができると推論した。尾張における拠点的な城館遺跡の移動状況を考古学的に把握することができたと同時に、大窯編年から遺跡や遺構の年代を解釈する際には様々な問題点を孕んでいることが予見された。
NAID :
Prefecture : Aichi Prefecture
文化財種別 考古資料
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類) その他
学問種別 考古学
テーマ
Related Url :
Created Date : 2021-11-26
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation|first=誠一|last=蔭山|first2=正貴|last2=鈴木|first3=真美子|last3=堀木|contribution=愛知県における鉄器生産を考える(5) 鉄滓に付着する白い石|title=研究紀要|date=2001-03|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/112114|location=愛知県弥富市前ケ須町野方802-24|ncid=AA11568230|doi=10.24484/sitereports.112114|volume=2}} 閉じる
このエントリーをはてなブックマークに追加

この論文は下の刊行物の 67 - 80 ページ に掲載されています。

収録刊行物